義実家の“食事ルール”に困惑…そのワケは
テーブルの上には――山盛りのカレーが入った大きな鍋がひとつだけ!「うちは昔から全員まったく同じメニュー、同じ量を食べるのが“家族の証”なのよ」と義母が笑顔で言いました。
私と5歳の息子にも“家族と同じ量”のルールが適用されるというのです。お皿に盛られたカレーは明らかに成人男性のボリューム。夫は慣れた様子で黙々とスプーンを進めていますが、私は内心パニック。息子も「え…こんなに食べられない」と固まってしまいました。
残すのも気まずく、義両親が席を外したすきに息子の皿を自分のものと交換して、なんとか完食。結果、夜はおなかがパンパンで動けず、せっかくの帰省初日からぐったりしてしまいました。「“家族の証”って、根性試しかな……?」と思わずにはいられませんでした。
帰宅後、夫に夕食のことを話すと「うちの実家、昔からそうだけど……たしかに変かもな」と苦笑い。次の帰省前には義母へ「量はそれぞれに合わせて出してほしい」と伝えてくれ、義母も「そうね。息子3人を育ててきたから今でも集まったときはこのルールにしてきたけど、もうやめようか」と納得。それ以来、個別盛りの食卓に変わり、ようやく“安心して食べられる夕食”になりました。
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それぞれの家庭で、その家ならではの“当たり前”や独自の習慣があったりしますよね。気になる点があったときは、ひとりで抱え込まず、まずはパートナーに相談してみるのがいいかもしれません。家族として無理のない距離感やルールをつくることで、みんなが気持ちよく過ごせるといいですね。
著者:藤田まき/40代 女性・会社員。1児の母。趣味はドラマ鑑賞。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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