すすめられない食事に感じたモヤモヤ
9カ月になった娘と夫と、義実家で食事をしたときの話です。義母が手料理をふるまってくれて、コロッケや煮物など、どれもおいしそうな料理が並んでいました。私は義母の手料理を食べるのが初めてだったので、とてもうれしい気持ちになりました。
しかし、食事が始まると、義母は夫や義父には「どんどん食べて」「取ってあげるからお皿貸して」と積極的にすすめているのですが、私には何も言ってくれません。しかも私が料理を取ろうとするたびに、「○○ちゃん(私)無理して食べなくていいから」と何度も言うのです。私は「食べるなってこと……?」と気分が落ち込みました。
勘違いから生まれた気遣い
私は料理に手を付けづらくなり、あとで食べさせようと思って持参していた離乳食を、娘にあげることにしました。娘に食べさせながら時間が早く過ぎることばかり考えていると、夫が「俺が食べさせるから、食べな。おなか空いてるでしょ?」と私に食事をすすめてくれました。
ところが義母は、また「○○ちゃん(私)は食べなくていいから! 本当に無理しないで!」と言うのです。夫が、なぜそんなことを言うのか理由を尋ねると、「食べたくないものを無理して食べる必要ないでしょう。気を使わなくていいのよ。」と義母。どうやら義母は私のことを“少食で、食事にかなりのこだわりがある人”だと勘違いしていたようです。
そう思わせてしまった原因は、以前、義母と外食をしたときの私の様子にありました。当時、私は妊娠初期で体調が不安定。食べられそうなものだけ少しつまむ程度で、あとは夫に食べてもらったのです。そのときは妊娠をまだ伝えていなかったため、義母は私のことを“食が細く、こだわりのある人”だと誤解してしまったのでした。
誤解が解けた食卓で
事情を説明すると、義母は「そうだったのね。すっかり勘違いしてたわ」とほっとしたような表情に。娘を見つめながら、「あのときおなかにいたのね」と笑顔を見せてくれました。誤解が解けてからは、重たかった空気がふっと軽くなり、義母の料理をおいしく味わうことができました。
義母の「食べなくていい」という言葉は悪意ではなく、気遣いだったとわかり温かい気持ちになりました。おいしく食べる私の姿を見て、うれしそうに笑ってくれた義母。その笑顔が今でも心に残っています。それ以来、義実家におじゃまするたびに、義母の手料理が楽しみのひとつに。6歳になった娘も、同じようにその味を楽しみにしています。
著者:宮田 さや/30代女性/2019年生まれ・発達ゆっくりさんな娘のママ。子育ての合間に勉強し、幼稚園教諭と保育士の資格を取得。子どもと関わる仕事に憧れつつも、現実はワンオペ育児に奮闘中。趣味は旅行で、近々、旅行先で惹かれた地域に移住予定。自分にも娘にも甘めで、毎日ゆるゆる、楽しく過ごしている。
※生成AI画像を使用しています
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
義母は悪い人じゃないのかも知れないけど、誤解を与える人だね。
夫がちゃんと追及してくれる人で良かったね。