「いやいや、やめてくださいタニさん!」
離婚することになったと友人の谷川さんに伝えるツバサ。以前、谷川さんが弱音を吐いたツバサに手を出してしまったことを土下座して謝罪しますが、ツバサは「あれで目が覚めた」と水に流します。ツバサは娘の父親であることは離婚しても変わらないこと、自慢のパパと思ってもらえるよう頑張ると決意するのでした。
谷川さんは本心からそう話すツバサを見て「変わろうともがくツバサさんを誇りに思う」と励まします。すると妻のノゾミから着信が。ノゾミの父が自宅に来ていると連絡があり…。
「タニさん、ありがとうございます」谷川さんと別れて自宅へ戻ると













自宅に戻り、義父に離婚を報告するツバサさん。「こうなったのも全て僕の責任です」そう言いかけると「謝らなくていい」と言われ唖然。「ただ、離婚するなら娘とは縁を切る」と言い出し、妻のノゾミさんが反論。自分たち夫婦の問題であると強く気持ちをぶつけます。
ノゾミさんのお父さんは、かつてノゾミさんが育児と夫婦関係に行き詰まって実家を頼った際、助けることもせずに切り捨てた価値観の持ち主。親として、自分の娘のこととなると口を出したくなる気持ちもあるでしょう。
しかし、実際にその後の生活をともにしていくのは娘自身です。「世間体が悪い」「離婚はよくない」といった理由だけで反対するのではなく、まずは娘の気持ちに寄り添い、娘と孫にとって何が最善なのかを一緒に考えてほしいものです。私たち自身も、家族だからこそ自分の価値観を押し付けてしまわないよう、相手の思いに耳を傾ける姿勢を大切にしたいですね。
よういち
