新居への引っ越しで問題勃発!?




わが家は夫と私、2歳の息子の3人家族。このたび、夢のマイホームを購入したので引っ越すことに。私の両親と義母に手伝ってもらい、荷下ろしが終わったところで、夫と息子、私の3人で近所に引っ越しのあいさつへ行きました。
まずあいさつに行ったのは、お隣です。出てこられたのは感じの良い女性だったのですが、突然「先日もお菓子をいただいたのに、すみません」と言われたのです。どういうことか確認すると、1週間ほど前に義母があいさつに来たとのこと。予想していなかった出来事に混乱しながらも、あいさつ回りを続けると、行く先々で義母が先にあいさつしていたことが判明。
義母は懐が深くやさしい人なのですが、相手に尽くしたい気持ちが強すぎてお節介な性格であることを思い出しました……。
近所へのあいさつを終え、新居へ帰ってきた私たちはすぐに義母を問い詰めました。義母は「私は、あなたたちの親だから先にあいさつした」と言い、“自分は悪くない”と主張するのです。そんな義母に私も夫も怒り、夫は「ここは俺たちの家だから!」と言い放ちます。義母は謝ってくれましたが、その日はいったん帰ってもらうことに。
すると、今まで黙っていた私の母が「いつまで経っても、子どものことは心配なんだよ。わが子が家庭をもって、マイホームを持てるほど立派に育ったんだと思うと、うれしくてちょっと舞い上がったんじゃないかな。お義母さんの気持ちも察してあげて」と言いました。
その日の夜、義母から電話があり、私たちは「子ども扱いされて嫌だった」と自分たちの気持ちを伝えました。電話するなか、今まで義母の「何かしてあげたい」という気持ちを無下にしていた自分にも気づき、こちらも言い過ぎてしまったことを謝罪。これからは事前に相談すると約束してもらいました。なぜそんな行動をしたのか、その背景を考えることも、義母と付き合っていくうえで大切なのだと感じた出来事です。
著者:高橋くるみ/30代女性・主婦。2歳の男の子を育てるママ。元気すぎる息子との日々に奮闘中。趣味はYouTubeやNetflixを観ること。
作画:ヒロミンミン
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています