心配性カップルの始まり
私と彼は、お互い心配性な性格で、会えない時間に相手の行動が気になり頻繁に連絡を取り合っていました。30分連絡が途絶えただけで「何かあったのかな」と不安になったり、1時間連絡が取れないと「浮気しているのでは」と根拠のないネガティブな想像に駆られたり。実際には起きていないことを妄想し、お互いに感情が爆発してしまうこともありました。
「このままでは精神的に参ってしまう」と感じ、心の健康を考え話し合った結果、「同棲すれば不安が解消されるのでは」と考え、同棲することになったのです。
2人だけの世界に閉じこもる生活
同棲を始めたころは、仕事以外の時間を常に一緒に過ごせる安心感から、不安による衝突が減りました。しかし、友人や職場の先輩から飲み会や遊びの誘いがきても「彼が心配するかも」「また喧嘩になるかも」と考え、断ることが常態化していきました。
ただ、そんなことが続くと「今度また遊ぼう」と言ってくれていた友人たちからの連絡が減っていくように……。気づけば、彼と2人だけの世界が拡大していきました。
当初は「彼だけでいい、ほかに何もいらない」と思っていた私でしたが、時間の経過とともに「彼だけしかいない」という孤立感が強まっていきました。社会との接点が減ったことでストレスが蓄積し、ささいなことで彼と衝突する頻度が増えていきました。
共依存の関係に陥った末路
彼も同様に周囲との関係が希薄になり、私だけが頼れる存在という状況になっていたようです。
そして、お互いに「束縛=愛情」「相手を独占したい=愛している証拠」と勘違いしたまま、共依存関係に陥っていました。「今日は誰と話した?」「なぜそんなに帰りが遅いの?」といった詮索が日常的になり、心身共にお互い疲弊。関係も悪化していきました。
また心の健康状態も徐々に悪化し、最終的には破局という結末を迎えました。
心配性な性格から始まった同棲生活は、いつしか共依存の関係に発展してしまいました。束縛を愛情と勘違いし、2人だけの世界に閉じこもった結果、関係性は悪化の一途を辿ることに……。この経験から、健全な恋愛関係には適度な距離感と相互の尊重が不可欠だと学ぶことができました。
著者:佐藤さくら/30代女性・男の子2人を育てるママ。恋に悩み、喜び、涙した数々の経験をしてきたからこそ書けるリアルな恋愛エピソードを執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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