待ちに待ったライブ!友だちと電車で東京へGO
私はライブが大好きで、20代のころから頻繁に友だちと参戦していました。ただ、子どもが生まれてからはなかなか行けず、今回十数年ぶりにライブに行くことに。会場は東京。地方に住んでいるため、車で最寄りの駅まで行き、コインパーキングに駐車して電車で移動する計画を立てました。
ライブへ参戦するのは、中学生のころからファンのバンドです。このときの私の脳内は、ライブのことでいっぱい!「どんなセットリストかな」「席はどの辺かな」「どのライブTシャツを着て行こう」と、遠足前の子ども並みにワクワクしていました。
そして、いよいよ当日。私は計画通り、自宅から最寄り駅まで車を走らせます。長い時間停めておくことになるので、最大料金がある駐車場を利用しました。駅で一緒にライブに行く友だちと合流し、いざ東京へ!
「感動のステージだったよね!」興奮冷めやらず
順調に会場に到着し、ライブがスタート。翌日筋肉痛になるのを承知の上で、リズムに合わせて腕を前後に動かしたり振りをしたり、全力で楽しみました。生歌はもちろん、セットリストや演出、スペシャルゲストなどすべてが最高! 涙が出てくるほど、感激するライブでした。
終了後は、友だちと「好きな曲を聴けて感動!」「ゲストがまさかあの人だとは思わなかった!」と感想を語りながら会場を後に。久しぶりのライブは、毎日の家事・育児・仕事のストレスがすべて発散でき、まさに最高な気分にさせてくれました。
興奮冷めやらぬまま、電車の乗り換えがある新宿駅に到着。予約済みの22時発の特急電車が来るまで時間があるので、トイレに行ったり家族にお土産を買ったりすることに。「今日は本当にライブに来れてよかったな~」としみじみ思いながらトイレに入ったとき、ふと車を停めたコインパーキングのことが気になりました。「あれ? 駐車場がある商業施設は何時までだっけ?」……。
「えっ!車は…?」駅で気付き一気に血の気引く
私が車を停めたのは、駅の隣にある商業施設のコインパーキングです。つまり、24時間営業ではありません。なんともマヌケなことに、その事実を22時直前の新宿駅のトイレで気付いたのです。
「え! 車を出せないかも!?」と焦りながらスマホで最終出庫時間を調べてみると、そこには“23時”の文字が。22時出発の特急電車に乗っても、車を停めている駅に着くのは23時30分です。今日中に出庫できないことを悟りました。
さらに、利用したコインパーキングの最大料金は平日のみの適用であることも発覚。ライブに参戦した日曜日は、無制限に料金がかさんでいきます。私の心の中は、ライブ後の最高な気分と、現実で起こっている最悪な事態に混乱状態でした。
友だちに事情を話すと、友だちはご主人に迎えを頼んでいるようだったので、最寄駅から自宅まで送ってもらえないかお願いしました。恐縮する私に、「年を取ると肝心なところが抜けちゃうよね」とフォローしてくれる友だち。ご主人も「全然大丈夫ですよ!」と快く送ってくれました。やさしさがなんともしみます……。
翌朝、夫に最寄り駅まで送ってもらい、車を取りに行きました。「いくらになるんだろう」とドキドキしながら駐車券を精算機に挿入すると、表示されたのは9,800円! 当日中に出庫でき、最大料金が適用されるという私の算段通りであれば2,000円程度で済んでいたため、かなり高い勉強代となりました。
まとめ
今回のコインパーキング選びのミスは、友だちや友だちのご主人、夫に迷惑をかけ、無駄な出費も招く結果となり、まさに踏んだり蹴ったりでした。自分の「マヌケもほどほどにしないと代償が大きい」ということを痛感した出来事でした。とはいえ、ライブ自体は最高だったので、この失敗を糧にしてまた参戦したいと思っています。次回こそは、交通手段から駐車場まで入念に検討することを肝に銘じます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:中村 仁花/30代・フリーランス。夫・2016年生まれの男の子・2020年生まれの女の子の4人家族。元気すぎる子どもたちに手を焼きながら、仕事と育児の両立に奮闘中。たまったストレスは、家族が寝静まった後のお酒と動画鑑賞で解消している。
イラスト/やましたともこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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