赤ちゃんと毎日過ごしていると、ママが病気になって通院したい時や急な用事ができた時、また赤ちゃんとちょっと離れてママがリフレッシュしたい時もありますね。
そんなときに利用したいのが、子供を一時的に預かるさまざまな制度やシステムです。住んでいる地域や自治体によって、制度の名称や料金、預かる時間帯や登録の有無などが異なります。今のうちから、利用できるものをチェックしておきましょう。
「もしも」の前に、まずは親子で見学を!
1日数時間から子供を預かる一時預かりサービスは、慣れない子育てに悩むパパママたちにとって、強い味方になるサービスです。とはいえ、初めて子供を預ける時はやっぱり不安です。料金やサービス内容などは、施設によって異なります。
気になることがあったら、まずは事前に予約して親子で施設を見学したり、保育サービスをする人と直接会ってから利用を検討しましょう。
一時預かりサービス利用前に、必ずチェックしておくこと
①一時預かりサービスを利用するための申し込み方法
②1日の定員
③利用料金、利用時間
④一時預かりサービスの利用当日に持参するもの
施設で行っている一時預かりサービス
認可保育園:保育士の数や施設内の設備など、国が定めた基準を満たしている保育施設のことです。通常の保育とは別枠で預かるため、希望者が多い場合は利用できないこともあります。
認可外保育園:自治体の認可を受けていない、すべての保育施設のこと。習い事の送迎や延長保育、ベビーホテルのような24時間保育など、さまざまな保育のニーズに応えています。料金も、サービスにより大きく異なります。
認証保育園(認可外保育園の中で、一定の基準を満たし自治体から助成を受けている保育施設)でも、一時預かりサービスを行っている場合があります。
認定こども園:幼稚園と保育園、それぞれの教育と保育の役割をあわせもつ施設のこと。通常の保育とは別枠で預かるため、こちらも希望者が多い場合は利用できないことがあります。
行政など行っている一時預かりサービス
子育て支援センターや子育てサロン:子育てしているパパママたちが、相談したりくつろげる場所です。子供に関する相談だけではなく、一時預かりサービスをしている場合もあります。
ファミリーサポートセンター:地域の中で、赤ちゃんを一時的に預かる人を紹介するシステムです。制度を利用するために、事前に会員になる必要があります。
おうちで行う一時預かりサービス
ベビーシッター:個人の自宅に直接来て、留守中の間に子供の保育をする人です。民間のベビーシッター会社の場合、一般的に料金は高めですが、さまざまなニーズに応えてくれます。 病児保育、病後児保育:病気をした子供や、病気になった後に保育園や幼稚園に登園できない子供を預かるサービスです。施設で子供を預かるものと、自宅で病児を保育するサービスもあります。
身近なサービスをさっそく調べてみましょう。
ママのSOSを助けてくれる一時預かりサービスには、いろいろなものがあります。こうした地域のサービスを利用することで、子育てがもっとラクになりますよ!
著者:富田チヤコ(とみたちやこ)
「健康」「食」の分野で、クックパッドニュースのほか雑誌やWEBなどで執筆中。わかり
やすく、食の楽しさを伝えます。