回転寿司で見た予想外の光景
私の家族はみんな回転寿司が大好きで、月に2~3回は回転寿司に行きます。よく行く回転寿司店で各々おいしいお寿司を食べていたところ、ななめ向かいの家族がふと気になりました。
その家族はお父さん、お母さん、小学校3年生くらいの男の子、3~4歳くらいの男の子で来ていたので、うちと逆のきょうだい構成だなぁと思っていました。
すると、そのとき上の男の子がお寿司を直接手で触っているではありませんか!
お母さんは弟のお世話で見ておらず、お父さんはスマホをいじっていて、2人とも気がついていません。少し経ってお母さんが気づくと、「何しているの! 触っちゃダメ!」と怒りました。けれども、そのお皿をとることはせず、お皿はそのまま流れて行ったのです。
私がとても驚いた顔をしていたからか、上の娘もその様子を途中から見ていた様子。「あの子が触ったお皿そのまま行っちゃったよ、いいの?」と私に聞いてきました。
私は「食べないお皿は触ってはいけないよ、もし触ってしまったら絶対そのお皿をとってね」「食べるお皿だけとろうね」と話しました。子どもにマナーを教えることはもちろん、子どもの失敗の責任をとるのも親の仕事なのでは……と、お皿をとらなかったお母さんの行動にも、まったく子どもを見ていないお父さんにもモヤモヤした出来事でした。
子どもはときに予想外のことをしてしまい、そんなときは私も戸惑うかもしれません。ですが、周りの人に迷惑をかけてしまうことのないよう行動しようと改めて思いました。
著者:佐藤なつみ/20代女性・主婦。0歳、5歳の姉妹を育児中の専業主婦。夫と4人、戸建てで生活。趣味はマンガアプリで読み漁ること。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています