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「クサい!もしかして…」授乳中に必ず漂う原因不明の発酵臭⇒観察してわかったにおいの原因に凍りつき

息子がまだ赤ちゃんのころ、授乳中にふいに鼻をかすめたチーズのような発酵臭。「ん?」と思いつつ、悪露もあったので私がにおっているのかなと思っていました。ところが、その後もふと漂ってくるにおい。その発生源は思いもよらぬ場所だったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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私が臭いのかな?

まだ産後ひと月経っていないころだったので、そのときは悪露が出ていたこともあり、ナプキンからのにおいかも……と思いながら、特に気にしていませんでした。

 

毎日シャワーを浴びていて、もちろんナプキンはこまめに替えていましたが、蒸れたりすることもあるので、「そういうこともあるのだろう」くらいに思っていたのです。

 

授乳中に必ずにおう

「何かにおう」と感じてから数日経ち、そのにおいは必ず授乳中に感じることに気づきました。「もしかして、息子?」と、慌てておむつや体をクンクン……。

 

しかし、そのにおいはおむつからでも、汗っかきな頭でもなく、なんとなく息子の顔あたりからにおいます。顔まわりを嗅ぐとにおいを強く感じるので、授乳を終えてじっと観察してみると、首筋部分が赤くなっているのが見えました。

 

 

首筋に衝撃的なものが…

「もしかして」と首のしわを広げて見てみると、そこには垢のようなものがしわのスジそのままに、びっしりとついていたのです!「これだ~!」と、すぐに沐浴の準備。洗うと皮膚も少し赤くなってしまっていて、「ごめんね」と言ってきれいに流しました。

 

 

首のすわっていない新生児の沐浴を恐る恐るしていたので、首のしわまできちんと洗えていなかったことがにおいの原因でした。さらに、そこに吐き戻しなどが流れて、においの発生源になっていたようです。その後、首のしわの間もしっかり洗うようになり、においはなくなりましたが、早めに気づいてよかったと思う出来事でした。

 

 

著者:畑野ナツミ/女性・ピアノ講師兼ライター。2019年生まれの息子のママ。ピアノ講師として、子どもから大人まで幅広い年代のレッスンを担当。音楽関係の記事や、体験談記事の執筆を中心にライターとして活動中。

イラスト:ミロチ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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