「もらった覚えのないものは返せません」
怒鳴られても冷静に対応するノゾミのお母さん。「返してほしいなら裁判でもすれば?」と続けて言われ、お父さんはついにブチ切れます。
歯止めが効かず手を上げると、間に入って身代わりになったのはツバサでした。殴られたツバサを心配するお母さん。すると「みっともないからこんなことやめましょう」とノゾミのお父さんに語りかけ…。
「一番大事な家族を傷つけたのは僕もお義父さんも同じ」ツバサの言葉でその場は収束し








ノゾミさんの両親の口論から半年後。泥沼化すると思われた離婚もお母さんが書き溜めていた約30年分の日記によってスムーズに成立。ノゾミさんはお母さんと娘のサクラちゃんとの暮らしを始めています。ツバサさんとサクラちゃんの面会日には一人の時間を確保でき、趣味の映画を楽しめるように。
これまで趣味を我慢していたノゾミさんが、やっと満喫できるようになった瞬間でした。出産してからは初めての育児で余裕がない上に、ツバサさんが自分の趣味を優先してばかりで苦しかった時代があったのです。
育児において、夫婦で協力し合うことが大切だと気付かされますね。大変なときは親族や行政に頼ることも視野に入れ、子育てを楽しむ余裕がこれからも続くことを願っています。
よういち