元職場の同僚だった友人から「一緒に沖縄旅行に行かない？」とメールでお誘いがありました。3歳と1歳の娘がいるわが家では、子どもが生まれて以来飛行機での旅行には行っておらず、家族で沖縄に行ったこともありません。
ママ友からの旅行のお誘いがおかしい
日付は指定されていましたが、友人の4歳の女の子と長女は仲が良く、一緒に行ったら楽しいだろうなと思いました。泊まりたいホテルや大体の予算も下調べされており、送られてくるホテルの画像などを見ているうちに、だんだんとこちらもその気に。旅費なども夫婦で話し合い、第3子の出産も控えていましたが「このタイミングなら行けるよね！」と行く予定で話を進めていました。長女も初めて飛行機に乗れるとワクワク！
それから半日あまり、引き続き沖縄旅行について友人とメールで話を進め、行きたい場所などのピックアップなどをしていたところ、突然思わぬ事実が判明！
「うちはこのプランでもう予約済みだから、同じホテル、同じレンタカーを予約できるかやってみてね！」とメールが……。その画面を見たとき、状況を把握するのに少し時間がかかりました……。なんと、友人家族は私たち家族を沖縄旅行に誘う前に、すでに旅行サイトで予約を済ませていたのです！
すでに「予約済み」だったママ友一家
「え！？ それって順序おかしくない？ もう予約してるってこと？ 普通、一緒に申し込むんじゃないの？」とメールすると、友人は「まだ予約できるかもしれないから、確認してみて！」と返事。
これには夫と愕然……。と同時に沖縄旅行のテンションも一気にガタ落ち。「旅行計画って双方で話し合いながら進めるものじゃないの？」と友人に対して疑問しかありません。泊まりたいホテルなどの事前の下調べも、実は予約済みの旅行プランだったのです。
当初は旅行へ誘ってくれたとうれしかったのですが、冷静に状況を把握し、旅行のテンションが一気に下がった私たちは、今回は誘いを断り旅行を見送りました。楽しみにしていた長女は大泣き。どこか別の旅行へ連れて行ってあげたいと考えています。
友人は一緒に旅行へ行けたらいいな、と軽い気持ちで誘ってくれたようですが、最初から「予約済み」となぜ伝えてくれなかったのか、未だに理解できません。仲のいい友人とはいえ、物事の考え方や進め方は人それぞれなんだと気づかされた出来事でした。
著者：長嶺りょう／30代・主婦。3歳の女の子を育てるママ。寝る瞬間までおしゃべりを続ける娘の横で白目を剥きながら、大好きな推しのことを考えて現実逃避中。
イラスト：Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
