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「そんな薄着で…赤ちゃんがかわいそう!」雪の日のバス停で飛んできたひと言⇒え…何する気?次の瞬間!

子どもが0歳のころにバスを待っていたときの出来事です。私は抱っこひもで子どもを抱えながら、冷たい風の吹くなかバスを待っていました。その日は雪がパラパラと舞い、かなり寒い日でした。バスの本数が少なかったので、乗り遅れないように少し早めにバス停へ行き、親子で先頭に並びました。そして……。

雪の日のバス停で声をかけられドキッ…ところが!

しばらくすると、ほかの人がぞろぞろと並び始め、私の後ろに並んでいたおばさんが「ちょっと!赤ちゃん、いや〜寒そうだわ!そんな薄着でかわいそうに……」と言ってきました。お説教が始まるのかなと身構えていたところ、なんとその女性は、自分のストールを抱っこひもの上から子どもにそっとかけてくれたのです。

 

「バスが来るまでこのストール使って」と言ってくださり、一度は遠慮したものの、ありがたくお借りすることにしました。ほどなくしてバスが到着し、ストールはお返ししました。バスの中でも前後の席になり、私たちが先に降りるときには「気をつけてね」と声をかけてくれて、心が温かくなりました。

 

寒そうだからと注意されるのかと思っていたのに、むしろ心配してくれたことがとてもうれしく、「まだまだやさしい人がいるんだな」と感じました。それ以来、同じようなことがあって周りの人に心配をかけないよう、寒い日の外出時はストールを持ち歩くようにしています。

 

◇ ◇ ◇

 

赤ちゃん連れの外出は気を張りますが、今回のエピソードのように周囲の人がさりげない思いやりを向けてくれることもあります。子育て中はつい孤独を感じがちですが、ふとした場面で差し伸べられるやさしさに救われることも。小さな思いやりに心まで温まりますね。

 

著者:佐藤のりこ/40代 女性・会社員。3歳男児を子育て中の母。早く2人目がほしいが、タイミングを模索中。

イラスト:しおん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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