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医師「知らない土地に連れてきて…」出先で双子が発熱!飛び込んだ病院で、思いがけない言葉が!?

2歳の息子は左耳に先天性真珠腫が見つかり、手術を受けました。その後、術後の経過を診てもらうため、車で1時間ほどかかる大学病院へ。息子と夫、私、そして1歳の双子の娘たちも一緒です。

夫が息子の付き添いで受診している間、私と双子は駐車場で待っている予定だったのですが……病院へ着いた直後、まさかの事態が起きてしまったのです。

土地勘のない場所で病院探しをするハメに…

病院の駐車場に到着し、夫と息子を見送ったあと、車内で双子と遊ぼうとふと体に触れると、いつもより熱いことに気がつきました。念のために持っていた体温計で測ると、2人とも38度。出先での急な発熱に焦りましたが、まずは病院で診てもらわなければなりません。

 

息子たちがいる大学病院に電話で確認しましたが、あいにく予約がいっぱいで受診は不可。私は土地勘のない場所で、スマホを片手に近くの病院探しに四苦八苦しました。幸い、診てくれるという個人医院の小児科が見つかり、双子を連れて向かうことに。

 

しかし、私には心配事がありました。これまで素っ気ない対応の医師に当たることが多く、「双子を連れて行ったら迷惑がられないか」「何か言われてしまうのではないか」と、緊張と不安でいっぱいだったのです。

 

 

不安な私を救ってくれた先生の言葉

ところが、そんな心配をよそに診察してくださったのは、とてもやさしいおじいちゃん先生でした。私が事情を説明すると、「そうかいそうかい、知らない土地で同時に発熱してびっくりしたね~」「双子育児は大変でしょう」と労ってくれ、「大丈夫。軽い風邪だから明日には熱も下がると思うよ」とあたたかい言葉をかけてくれました。

 

パニック気味だった私は、その言葉にようやく心からホッとできたのです。先生の言葉通り、翌日には双子の熱も下がり、風邪は長引かずに済みました。出先での発熱に混乱していた私ですが、おじいちゃん先生のやさしさに救われた出来事となりました。

 

 

実はその小児科へ向かう際、道に迷ってしまい、本来10分ほどの距離に30分もかかってしまったという経緯がありました。予約ギリギリの到着で、焦りと不安がピークに達していた私。そんな中、先生のやさしい対応に救われたことには、今でも感謝でいっぱいです。この一件がきっかけで、遠くへ行くときには周囲の病院も事前に調べ、もしもの備えをするようになりました。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:北川さくら/30代女性/2018年生まれの男の子、2019年生まれの双子の女の子を子育て中のママ。幼稚園を2年、認定こども園を2年の勤務経験あり。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。

イラスト:ななぎ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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