嫉山さんを問い詰めたさなえさんは、みなみ先生は妹であり、みなみ先生と嫉山さんの元夫が不倫した事実をばらすと脅され、指示されるままさつきちゃんのリュックを盗んだことが発覚。
動機を問いただすと、嫉山さんは自分を過去について語りだしました。
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嫉山さんが11歳のときに、両親が離婚。母親は妹だけを連れて家を出ていき、嫉山さんは悲運な幼少期を過ごし、人の不幸や怯える表情を見ることに喜びを感じるようになります。
大学で嫉山さんはゼミの先輩・珪さんと交際しますが、ゼミ旅行で珪さんの4股が発覚。嫉山さんは裏切られたことに恨みを抱きます。
その後、就職活動中に珪さんの近況を知った嫉山さんは、彼女であるさなえさんと同じ会社に入社。珪さんへの仕返しのため、後輩としてさなえさんに近づきます。それから数年経ったころのこと……。
どうして私じゃないの?













職場でも人気者のさなえさんに、嫉山さんは次第に不満を抱くようになります。
入社後に好意を持った同僚・茶田君までもがさなえさんに惹かれていると知り、「どうして私を愛してくれないの」といら立ちが募っていきました。
その後、嫉山さんは酔った茶田君と一度だけ関係を持ち、妊娠。
茶田君と結婚できたものの、結婚後もさなえさんを想っていると知り、嫉山さんは次第に監視や束縛を強めてしまいます。
その結果、夫は嫉山さんの妹と不倫し、二人は離婚することになったのでした。
▼相手の気持ちが見えなくなると、不安や嫉妬から行動を縛ってしまうこともあります。しかし、その奥にあるのは「愛されたい」「失いたくない」という切実な感情ではないでしょうか。
思いがすれ違ったまま関係を歪めてしまった嫉山さんの選択は、過去の傷と向き合えなかった結果とも言えそうです。自分の本音に気づき、正直に伝え合うことの大切さを考えさせられます。
あおばさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
あおば