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伏見稲荷の参道で「すぐ下山しろ!」⇒外国人観光客が臨月の私に必死で警告…理由を知って青ざめたワケ

第1子の娘の出産予定日は3月30日でした。どうしてあんなにこだわっていたのか、今となってはよくわかりませんが、そのときは「どうしても3月中に子どもを産みたい」と強く思っていました。子どものタイミングがあることは理解していたものの、「早生まれで産みたい」という気持ちが募り、健診のたびに「まだですか?」と主治医に聞いていました。そんなとき……。

なぜ?伏見稲荷で外国人観光客が駆け寄ってきて…

初産だったこともあり、予定日の1週間前になっても「まだまだだね」と言われ、焦りがつのった私はその日からウォーキングを始めました。携帯電話とクレジットカード、千円札だけをポケットに入れ、ジャージ姿で京都の観光地をひたすら歩き回ったのです。

 

ある日、伏見稲荷大社の長い参道を登っていたときのこと。途中で外国人観光客に「ストップ!」と呼び止められ、「今すぐ下山したほうがいい。救急車か警察を呼ぼうか?」と心配されてしまいました(英語ではありましたが、必死の様子から言いたいことはなんとなく理解できました)。迷惑をかけるのは申し訳ないと思い、下山することに。

 

 

あとから鏡で自分の顔を見てみると、真っ青になっていました。さらに、身重の体でゆっくりと参道を上っていたため、体調が悪いのだと勘違いされてしまったようです。あのときいつ出産になってもおかしくなかったですし、外国の方の忠告を聞いて本当に良かったと思います。また、母子手帳を持たずに出かけていたことも反省点でした。

 

その後、歩いた効果があったのかはわかりませんが、3月中に娘を無事出産。何事もなく済んで本当に良かったのですが、やはり無理は禁物だと実感しました。出産直前はいろいろな気持ちが入り混じって冷静な判断ができなくなっていた気がします。客観的に自分の行動を振り返ることの大切さを、改めて学んだ出来事でした。

 

◇ ◇ ◇

 

予定日が近づいてくると気持ちが焦ったりして、つい無理をしてしまいがち。今回のように、周囲の声に助けられることもあります。外出時は母子手帳などの準備を忘れず、何より自分と赤ちゃんの安全を優先して過ごしたいですね。

 

著者:山崎あすか/30代 女性・会社員。4歳と6歳の2児を育てる母。趣味はドラマ鑑賞。          

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

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