彼から放たれた「思いやり」のない言葉に…
彼と会う予定があった日に、体調を崩し熱を出してしまった私。そのため、彼に「ごめん、体調を崩してしまった。今日は会えない」という連絡を入れました。彼氏ですし、私を心配してくれる言葉をかけてくれると思っていたのですが……彼から返ってきたのは「今日の俺の予定、どうしてくれるの?」という言葉でした。
その瞬間、心がスッと冷えていくのを感じました。予定を急に断ってしまい、もちろん彼に対して申し訳ない気持ちでした。しかし、そんな言い方をしなくても……。普段から少し自己中心的なところがある人だとは思っていましたが、この返答で「この人とは、今後一緒に支え合うことは難しいだろう」と感じました。
そして、体調が戻ってから話をし、「価値観が合わないと思う」と伝えてお別れしました。寂しさがまったくなかったわけではありませんでしたが、どこかスッキリした気持ちがあったのも覚えています。
この経験から、結婚を考えるうえでの恋愛はやさしさや思いやりこそが大切なのだと学びました。外見が好みだったり趣味が合っていたりしても、相手を気づかう気持ちがなければ長続きしないのだと思います。そして今では、この経験があり、そう学べたからこそ、夫と出会ったときに「この人なら安心できる」と思えたのだと感じています。
著者:中林葉子/30代女性・結婚7年目の専業主婦で、娘を育てています。日々の家事や育児に奮闘しながらも、家族との時間を大切にしています。
イラスト:たこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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