体調不良の私を庇う夫にキュン
生理痛がひどくて、横になりたいのになれない状況に苦しんでいました。私は痛みに耐えながら、なんとか愛想笑いをし親戚と挨拶を交わしていると、親戚の叔父さんが「なんだ?お前の嫁は苦笑いしかできんのか?新年早々美味い酒がマズくなる」と、酔っ払いながらの発言を連発。そんな言葉も加わり、顔は青ざめるばかりでした。そんなときに夫が「叔父さん、少し体調が悪いので優しく扱ってもらえますか?一応、オレの大事な妻なんでね」と言ってくれたのです。生理のときには女性がどうなるか、夫は理解してくれていて私の味方をしてくれてとても嬉しい言葉での成敗でした。
叔父さんも酔っ払っていたから「何をのろけて」っと、笑ってくれたので、その場が修羅場にはならずに済みました。夫にあとから「ありがとう」って伝えたら「オレにはあれくらいしか言ってあげられないしな」って、照れながら言ってくれました。
◇ ◇ ◇
親戚の集まりは断りづらく、「体調が悪い」とも言い出しにくい場面ですよね。それでも今回のように、事前に「今日はちょっと体調がつらいかも」とパパに共有しておくことで、心の負担はぐっと軽くなります。
今回のパパの「大事な妻なんで」という言い回しは、生理だとあえてハッキリ言わずに、でもきちんと守ってくれる絶妙なクッションとなりましたね。体調の理由を細かく説明しなくても、「今日は本調子じゃないから、フォローお願いね」と伝えておけば、今回のパパのようにクッション役になってくれるかもしれません。無理をして笑顔を作るより、味方と一緒に“乗り切れる形”を相談しておけるといいですね。
著者:森 りえ/40代女性・主婦/二児の母。現在求職中。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)