「仕事辞め専業主婦に」夫の依頼を渋々受け入れ
Aと夫は授かり婚で、現在6歳と4歳の息子がいます。次男が3歳になったころ、夫の昇進が決定。喜びもつかの間、夫は激務からか家事を一切しなくなり、フルタイムで働くAに家事育児がのしかかったのです。最初は頑張っていたAも次第に余裕がなくなり、お総菜が増え、片付けも適当になり、家はめちゃくちゃな状態に……。
「どうにかしなくては」と、休日に夫婦で話し合いの場を設けました。すると「A、専業主婦になってよ。俺ヘトヘトで帰宅して、家が散らかってると本当になえるし、全然休まらない」と言うのです。
「え、専業主婦? 私もずっと仕事頑張ってきたから、辞めたくない。じゃあ、時短勤務にすればいいの?」とAが聞きます。「時短に変えても、仕事で疲れてるとか言ってどうせ適当に家事やるだろ。しばらくでいいから、仕事辞めて俺をサポートしてよ。俺だけの稼ぎで十分生活できるでしょ」と、夫は引きません。
そこから、話は平行線。次第に、夫がイライラを子どもにぶつけるようになったので、Aは仕方なく専業主婦になる道を選択したのです。
ミス責める夫へ募る不満…再会の元カレに心許す
Aは、専業主婦になったことで家事育児に対し、前よりは心と時間に余裕を持って向き合えるようになりました。しかし、夫からすると「専業主婦なんだからできて当たり前」と思うようで感謝はなく、少しでもミスがあると厳しく責められるようになったのです。
そんな夫の態度に、Aは「私は家事育児係じゃないし、誰のおかげで気持ちよく仕事できてると思ってるの」と、日々不満が募っていきます。同時にAは、社会から置いてけぼりにされたような気がして、自分の存在意義がわからなくなってしまいました。
そんな中、Aは、ある日気分転換に普段行かないショッピングモールに出かけました。そこで、夫と付き合う前に交際していた元カレとばったり遭遇! 驚きつつ「久しぶり。8年ぶりくらいだっけ?」と、少しぎごちなく立ち話をしたそう。元カレはまだ独身のようで、連絡先を交換しました。
それから、元カレに夫の愚痴を聞いてもらうようになり、元カレは毎回Aの気持ちを肯定してくれました。元カレのやさしさがAにとってはとても心地よく、しまいには子どもたちを園に預ける間、男女の一線を超えてしまったのです……。
家族を失くしひとりに…自らの不徳を激しく後悔
Aの雰囲気が変わったことに夫が薄々気付いたのか、スマホを見られたそう。夫以外の男性とのやりとりを見て激怒した夫は、Aに「おい、お前この男誰だよ。俺の愚痴ばっかりだし、日中コソコソとホテルに行ってるじゃん」「心底気持ち悪いし、一緒にいたくないから離婚しよう」と突きつけられたそうです。Aは「違うの、ごめんなさい。お願い、話を聞いて」と必死で謝りましたが、夫は聞く耳を持たず。
翌日には離婚届を渡され、お互いの両親にも報告済みであることを伝えられました。そして「隠れて他の男と遊ぶような女には、親権は絶対渡さない。その代わりに、慰謝料とかもいらないから俺らに関わるな」と言われたのだとか。夫からの厳しい対応に、Aは自分のしたことをひどく後悔……。Aは立場が悪いだけに、泣く泣く親権は夫に渡し、2人は離婚に至りました。
まとめ
かろうじて子どもたちが小さいこともあり、月1回面会交流できることになりましたが、子どもたちは今回の一件にひどく傷付いたよう。「ママに会いたくない」と、まだ1回も会えていないそうです。
夫からの圧や孤独から逃げようとした安易な行動が、取り返しのつかない結果を招きました。家族は当たり前の存在ではなく、軽率な行動一つでバラバラになってしまうこともあります。夫婦関係がうまくいかず、孤独を埋めたいときがあるかも知れませんが、最も大切な家族に深い傷を与えないためにも、一時の感情にながされてはいけないと痛感させられる出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山﨑 みさ/30代女性・ライター。産後の物忘れの悪化に悩む、2018年生まれの男の子と2022年生まれの女の子のママ。趣味は甘い物を食べること、緩く宅トレをすること。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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