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「夫と義父は豪華な海老天なのに、私にはかぼちゃ…」義母の盛り付けに戸惑う私…→すると夫が義母に!?

義実家での夕食で、義母が張り切って揚げてくれた天ぷら。楽しみにしていたのに、いざ食卓につくと、私のお皿だけやけに小盛りでした。しかも、夫と義父は大きな海老の天ぷらが2本ずつあるのに、私はかぼちゃとししとうが少しだけ。帰宅後、夫に相談してみると……!?

 

私にだけ野菜の天ぷらを盛りつけた義母に夫は

まだ娘が生まれる前のことです。義実家へ夕食に伺うと、義母が張り切って天ぷらを揚げてくれました。しかし、食卓につくと、私の中に「またか……」という暗い気持ちが広がりました。

 

というのも、以前から義母は、私にだけなんとなく質素な食事を出すなどの「小さな差別」を繰り返していたからです。

 

この日も、夫と義父の皿には、立派な大きな海老天が2本ずつと、旬のキスの天ぷらが盛られています。しかし、私の皿にあるのは、かぼちゃとししとう、あと小さなさつまいもが少しだけ。「嫁は余り物でいい」という義母の無言のメッセージを感じて、胸がズキリと痛みました。

 

私が箸をつけられずにいると、義母は「〇〇ちゃんは小食やろ? 野菜にしといたったわ」と、恩着せがましく笑いました。まるで気遣いだという義母ですが、悪意しか感じられない私は、悔しくて言葉が出ず、曖昧に愛想笑いをするしかありませんでした。するとそのとき口を開いたのは夫でした。

 

 

「母さん、これ何? さすがにおかしいやろ」

 

夫は低い声で言いました。

 

「え?なにが?」ととぼける義母に、夫は私の皿と自分の皿を指さして続けました。俺と親父には海老も魚もあるのに、なんで〇〇(私)だけ野菜ばっかりなん? 小食だからって量を調整するならわかるけど、これはおかしいやん」

 

義母はまさか息子に気づかれると思っていなかったのか、「いや、〇〇ちゃん(私)は野菜が好きやから……」としどろもどろに言い訳を始めました。夫はため息をつくと、「そんなあからさまなことするなら、もう実家には連れて来られへんわ」とピシャリ。

 

そして、自分の皿から大きな海老天を私の皿に移して、「これ食べ」と言ってくれたのです。それまで何も気づいていなかった義父も状況を理解すると、義母に「お前が悪い」と言ってくれました。

 

 

義母は完全にバツが悪そうに黙り込み、その場の空気は一変。その後、あわてて私の分も海老を揚げてきましたが、夫の言葉が響いたのか、それ以来あのようなあからさまな差別はなくなりました。 

 

その後、義母との距離は相変わらずですが、私の心は軽くなりました。夫が味方してくれたことで、「義母に無理に好かれなくてもいい」と割り切れるようになったからです。夫婦の絆が深まった今、義母の態度も以前ほど気にならなくなりました。夫にはとても感謝しています。

 

著者:岡田ゆか/30代女性/5歳と3歳の姉妹の母。パート主婦。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

※生成AI画像を使用しています

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