今女の子に人気の「ツリーネーム」とは……?
楓(かえで)
「楓」は紅葉を代表する木で、赤や橙に色づく姿が印象的な存在。紅葉の見頃が11月に重なるため、例年秋になると人気が高まる名前です。「自然のように美しく、移ろう人生をたおやかに生きてほしい」という親御さんの願いが感じられます。
年間漢字ランキングでは、2024年は32位、2025年は37位にランクイン。月間漢字ランキングでは10月の19位から11月には15位へと順位を伸ばしました。
「楓」の他にも、「楓花(主なよみ:ふうか)」「楓乃(主なよみ:かの)」「楓菜(主なよみ:ふうな)」「楓華(主なよみ:ふうか)」など、41種類以上のバリエーションで名付けられました。
椛(もみじ)
「椛」は「紅葉(もみじ)」そのものを表す漢字で、秋を象徴する字として近年名付けに使われることが増えています。色づき、やがて散っていく紅葉の姿に重ねて、「変化のある人生の中でも、その時々の美しさを大切にしてほしい」という想いを込めて選ばれているのかもしれません。
月間漢字ランキングでは2025年10月の35位から順位を伸ばし、11月の月間ランキングでは29位にランクインしました。人気の名前は「椛(主なよみ:もみじ)」のほか、「一椛(主なよみ:いちか)」「心椛(主なよみ:このか)」「椛乃(主なよみ:かの)」「六椛(主なよみ:りっか)」など、さまざまな漢字の組み合わせで40種類の名前で使われていました。
桜(さくら)
「桜」は春の花として知られていますが、自然を感じさせる名前への関心の高まりから、近年は季節を問わず名付けに用いられる漢字です。日本を象徴する花木として、日本人に愛されている漢字です。「周囲から愛される存在になってほしい」「美しく咲く人生に」といった親御さんの願いが感じられます。
2025年11月の漢字ランキングでは31位にランクイン。10月の33位から順位を上げました。名付けでは「凛桜(主なよみ:りお)」「桜都(主なよみ:おと)」「桜(主なよみ:さくら)」「茉桜(主なよみ:まお)」「澪桜(主なよみ:みお)」など、40種類以上のバリエーションで名付けに用いられました。
梛(なぎ)
「梛」は常緑樹の一種で、秋から冬にかけて神社や社叢で目にすることの多い木です。古くから魔除けや守りの意味があるとして知られ、縁起の良い木として親しまれてきました。「健やかに育ち、無事に日々を重ねてほしい」という願いを重ねて選ばれているのかもしれません。
2025年11月の漢字ランキングでは73位にランクイン。10月の81位から順位を上げ、注目が高まっています。名付けでは「梛(主なよみ:なぎ)」「梛葵(主なよみ:なぎ)」「七梛(主なよみ:なな)」「梛葉(主なよみ:なぎは)」「梛乃(主なよみ:なぎの)」など、19種類ほどの名前で名付けられていました。
椿(つばき)
「椿」は冬に花を咲かせる木として知られ、地域によっては11月ごろから花を見かけることもあります。晩秋から冬へと季節が移ろう時期を象徴する木の一つです。寒さの中でも凛と咲く椿の姿に重ねて、「控えめでも確かな強さを持ってほしい」「自分の季節に花を咲かせてほしい」そんな願いが込められているようです。
名付け例には「椿季(主なよみ:つばき)」「椿(主なよみ:つばき)」など5種類の名前に用いられました。
▼2025年11月生まれの女の子の名付けでは、「楓」「椛」を中心に、紅葉や森の景色をそのまま映した「ツリーネーム」の人気が高まりました。紅葉がピークを迎える秋は、季節と意味が直結する木へんの漢字が選ばれやすく、自然の移ろいや深まりを名前に重ねる傾向が強く名付けに反映されていました。
photo:@sanchu_baby_さん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年11月1日(土)〜2025年11月25日(火)
回答件数:女の子:3,354件