実況中継だけはやめて!
まず娘に、先に用を足させ、子どもを個室内で待たせつつ、自分もすぐにスタンバイ。しかし、その日は生理中。デパート内が暑く、汗をかいていたこともあり、ナプキンを取り替えようとすると、自分でもわかるくらい蒸れたような嫌なにおいがしました。
ササッとナプキンを替えようとしていると、娘が「なんか臭い!!」とひと言。
あぁごめん……と思いながら、無言でナプキンを替えていたら、今度は娘が「ママ、血が出ているよ! けがしたの? 大丈夫?」と、大声で聞いてきたのです。
「あぁ……臭いのも、血が出ているのも、実況中継されているよ……」と、私は一気に脱力。恥ずかしさのあまり、個室に引きこもりたくなりました。
混雑していたので意を決して娘と個室から出ると、案の定、外は順番を待つ長い列ができていました。しかし、並んでいる人たちは「何も聞いていませんよ」とばかりに、スマホをいじったり気にしていない風を装ってくれたり……。自意識過剰かもしれませんが、「スルーする」という優しさもあるのだと思いました。
著者:木村はちこ/30代女性・主婦。都内で4歳の娘と夫の3人で暮らすアラフォーの母。
イラスト:ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています