「うちの子も送迎して! 当然OKでしょ?」
ある日、保育園のお迎えのときにAさんに話しかけられました。会えば、あいさつする程度の関係だったので、呼び止められたことに私は驚きます。一体何だろうと不思議に思っていると、「買い物していたらあなたを見かけたことがあるんだけれど、○○周辺に住んでいるんですか〜?」と聞かれました。
私が何気なく「そうですよ、○○周辺です」と答えると、Aさんの語気が急に強くなったのです。
「私は雨の日でも苦労して自転車で送迎しているの見ていますよね? 家が近いなら私の子どもも一緒に車で送迎してください!」「周りと協力して子育てするのが普通でしょ!」と言ってきたのです。
Aさんは笑顔ですが、その圧力に私はタジタジ。たしかに雨の日の自転車送迎は危険で、近所に暮らしているのなら助け合いたいという気持ちはあります。しかし、「普通」「当たり前」と押しつけてくるAさんの態度にモヤッとしてしまいました。
強くは言い返せないので、「チャイルドシートが足りないので難しいです」と伝えて断ることに。これで引き下がってくれるかと思いきや、Aさんは「大丈夫、大丈夫! ちょっとくらいバレないから」と明るく返してきました。さすがに、子どもの安全を軽視する人のお願いは聞けない! と感じた私は、「ちょっとくらいではありません、さすがに送迎は無理です」とキッパリお断りしたのでした。すると、Aさんはムスッとして去っていきました。
自分の大変さばかりに気にして、子どもをチャイルドシートなしで車に乗せるということの危険性を考えていないAさん。ママ友との付き合いより、子どものことを考えられるママでいようと反面教師にした出来事です。
※6歳未満の幼児を乗せるときは、チャイルドシートを使用せず、運転してはならないことが道路交通法で定められています。6歳未満の子どもを乗せる場合は、チャイルドシートを説明書に従って、正しく使用しましょう。
※6歳以上の子どもであっても、体格等の事情により、シートベルトを適切に着用させることが困難な場合は、身長150cm以下を目安としてジュニアシートやブースターシートの使用が推奨されています。
著者:桂ゆかり/30代女性・主婦。働く乗りものが大好きな4歳の男の子と、ティッシュをヒラヒラさせて遊ぶのが大好きな2歳の女の子を育てるママ。夫は夜勤のため、月~土までワンオペの日々を過ごしている。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています