【孤独のグルメ】で主人公が食べた料理
『四川家庭料理 珍々 (ゼンゼン)』
住所:東京都江戸川区西小岩4-9-20 島村ビル
アクセス:京成本線 京成小岩駅/JR総武線 小岩駅 各徒歩10分

まずは、ドラマの主人公五郎さんが「四川家庭料理 珍々(ゼンゼン)」で食べた料理のおさらいです。
お客さんや店主に勧められるまま、いろいろなものを注文していました。
・蒜泥白肉<スワンニーパイロー>(豚肉のニンニクタレかけ)
五郎さんは「おぉ、ガツン、これはガツン系」と心の中でつぶやきます。あとで、豆腐を入れてもらいます。
・泡菜魚<パオツァイユー>(魚の四川漬物煮込み)
ひと口スープを飲んだ五郎さんは顔をゆがめながら「おぉ、四川、本気出してきた」と辛さと戦います。
・じゃがとろ(マッシュポテトのそぼろ餡)
「たしかに、こいつの名は、じゃがとろだ」というセリフどおり、辛さ無しのやさしい料理。

どれも美味しそうですので、夜に訪れたときにはぜひ注文してみてください。
「四川家庭料理 珍々(ゼンゼン)」のランチメニュー

実際に訪問すると、店内には中国雑貨や飾りが並べられ、テイクアウト用の自家製ラー油や紹興酒が並んでおり、中国の世界に引き込まれます。
ドラマで復習をしたうえで訪問したのですが、ランチメニューは夜メニューとは違いました。
ランチの定食セットが日替わりで4種類のみ提供されています。

訪問時のランチメニューはこちら。
・麻婆豆腐
・トマト玉子炒め
・よだれどり
・白菜と豚肉炒め
(いずれも定食でご飯・スープ付)
実は筆者は激辛が苦手なため、店の女将に「この中で辛くないのはどれですか?」と聞いたところ、「トマトの玉子炒め」と「白菜と豚肉炒め」とのことだったので、後者を注文しました。
ちなみに、執筆時点でランチは木・金・土曜日のみの提供です。
「四川家庭料理 珍々(ゼンゼン)」の「白菜と豚肉炒めセット」を実食

では、いよいよ「白菜と豚肉炒め」セット(1,100円)の実食です。

いただきまーす、とひと口食べたところ、辛い!
辛さを確認してから注文したのに、辛い!
よく見ると唐辛子が入っているではないですか。
中国では(店主は中国出身)は、このくらいの辛さは”辛い”と言わないらしいです。やられました。

でも、食べきれない辛さではありません。
卓上に置かれた時からいい匂いがしていましたが、辛さの中にも旨みがたっぷりの醤油ベースのタレで、ご飯が進みます。

揚げた肉が柔らかく、白菜もシャキシャキで、火の通り具合がバッチリです。

唐辛子で血の巡りが良くなったのか、鼻水が出てきて、備え付けのティッシュで拭きながら食べ進め、最後まで美味しく完食することができました。

ランチでも十分本格四川料理を堪能でき、少しは五郎さんと同じ気分になれたかなと思います。
あなたも本格的な四川料理を食べて、五郎さんと同じ気持ちになってみませんか?
※価格などの情報は記事公開当時のもので、在庫の状況も異なりますのでご了承ください。