私は、生理予定日前に妊娠を自覚しました。なぜなら、いつもの生理前とは違う体調の変化が起きたからです。その後、妊娠検査薬の陽性反応を見て、それがつわりだと実感しました。私が経験した体調の変化やつわりの症状を紹介します。
生理予定日前に起きた体調の変化
妊娠前の私は、生理不順とは無縁の生活を送っていました。そのため、自分の生理周期はきちんと把握していましたが、そのときの体調の変化は生理前とは違っていました。
具体的には、おりものシートなしでは過ごせないほど、おりものの量が増えたこと。また、食べ物の好き嫌いが増えたことです。もともと食べ物の好き嫌いはあまりありませんでしたが、たまねぎやにんにくなど、クセのあるものが食べられなくなったのです。ただ、このときはあまり深く考えませんでした。
それがつわりだと気付いたとき
私は体の変化には気付いたものの、それが何かわからずにいました。「年齢とともに体が変化しているのかな……」と考える程度。そんなある日、下着に違和感を覚えてトイレに行くと、おりものシートではおりものをカバーできないほどの水っぽいおりものが大量に出ていたことがありました。そのとき、なぜか「妊娠」の言葉が頭に浮かんだのです。
妊娠検査薬を使って調べると、くっきりと陽性反応が出ました。すぐに産婦人科で、きちんと検査し、妊娠の診断を受けました。
つらいつわりを改善するために
妊娠を自覚してからの生活は、つわりに耐えることに必死でした。妊娠初期は、上記の体の変化に加え、吐き気、気持ち悪さがメインでした。水分補給だけを忘れず、自分のペースでのんびり過ごしました。
妊娠後期のつわりは、げっぷでした。とにかく体を冷やさないように温かいたんぽぽ茶を飲み、腹巻きと靴下は必需品です。げっぷは、刺激物や炭酸など胃に刺激を与えるものを避けることで改善しました。
妊娠時の体調の変化やつわりの症状は人それぞれですが、どれも赤ちゃんがおなかにいる証です。快適なマタニティライフになるように、じょうずにつわりと付き合うためにも自分らしい改善策を探したいですね。
著者:手塚みく
三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。