義姉と比較され続けて…
義母はよく家に立ち寄ります。私がパート休みの日には長時間滞在することもあり、「早く子どもを考えなさい」「家事はもっとしっかりしなさい」などと、私には少しきつく感じられる言葉が続く日もありました。
しばらくすると、義母の話題は同居している義姉夫婦のことになり、「長男の嫁はよく動く」「家事も子育てもじょうずにこなす」といった話が繰り返され、私は心の中で比べられているような気持ちになりました。
あるとき思い切って、「同居していない分、私たちは毎月できる範囲で仕送りを続けています」と伝えたことがあります。しかし義母は受け取り方が違ったようで、「お金の話だけされても困る」と強い口調で返され、うまくかみ合わないまま会話が終わってしまいました。
誕生日祝いの日に起きたこと
ある日の夜、義母から「来週、夫の実家で義父の誕生日を祝うから来てほしい」と連絡がありました。「準備もあるから少し早めに来て」と言われ、私は夫より先に義実家へ向かいました。
当日、早めに到着すると義母と義姉が楽しそうに食事の準備をしており、私は掃除や片付けなど、できそうなことを探して動いていました。
夕方になってキッチンの様子を見に行ったとき、義母から予想外の言葉が飛んできました。
「材料が足りないから、あなたは自分の分を買ってきてね」
驚きましたが、その場の空気を乱したくなかったので、私は近くのスーパーへ向かいました。
買い物中、夫から「今、義実家に着いたよ」と連絡があり、私も急いで戻りました。ところが、玄関の鍵が開きません。義母から預かった鍵が合わなかったようで、家に入ることができず、私は夫に連絡しました。
「玄関に入れないみたい……」
夫はすぐに状況を確認し、義実家で義母に話を聞いた際、私が食事を買いに行くよう言われたことも知ったようです。夫は戸惑いと怒りが入り混じった表情で、「今日はもう帰ろう」と私に伝えました。
その後、夫も家に戻ってきて、静かにこう言いました。
「これまでつらい思いをさせてごめん。僕の家族とは距離を置くことにした。仕送りもやめる」
夫の言葉を聞き、胸の奥にたまっていた苦しさが少しずつほどけていくようでした。
義母からの連絡、そして夫の決意
それから2カ月ほどたったころ、義母から何度か電話がありました。義姉家族のことで心配ごとがあり、経済的にも困っている様子でしたが、夫はきぜんとした態度で対応していました。
「母さんは僕の妻を傷つけた。比べたり、無理を言ったりしてきたことを見過ごせない。仕送りも続けるつもりはない」
夫の決意は揺らぐことはありませんでした。その後、義両親や義姉一家は仕事を増やすなどして生活を立て直したようですが、私たちは一定の距離を保ち続けました。
半年ほどたち、私たち夫婦には新しい命が宿りました。まだ不安もありますが、夫が以前にも増して協力的で、毎日穏やかに過ごせています。
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義母との関係に悩み、心が疲れてしまう日もありましたが、夫が妻の気持ちを理解し、味方でいてくれたことが大きな支えになりましたね。家族と距離を置くという選択は簡単ではありませんでしたが、夫婦としてどう暮らしていきたいかを見つめ直すきっかけにもなったのではないでしょうか。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※AI生成画像を使用しています
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