1歳5カ月の私の息子はいたずら盛り。キッチンのコンロのスイッチに手を伸ばすなど危険なこともするので、ほぼ毎日しかっています。そんな日常生活で、私がしかるときに気を付けている3つのポイントをお伝えします。
悪いことをしていたら即座にしかる
まず、私が気を付けていることは、悪いことをしていたら即座にしかることです。時間が経ってからしかるよりも、悪いことをしている最中にしかるほうが自分が今していることがいけないことだと認識しやすいと思います。
また、キッチンのコンロに触ろうとしていたときには、「これは熱くなるから、痛い思いをするよ」などと、理由も話しながらしかっています。
必ず目を合わせてしかる
また、しかるときには必ず子どもと目を合わせてしかるようにしています。1歳児であっても、私がしかっていると、必死で顔を背けようとします。そこで、両手で子どもの頬を押さえて顔をこちらへ向けさせるのですが、それでも目をそらすので、その目線を追いかけて目を合わせながらしかります。
これは義母から教えてもらったしかり方なのですが、たしかに目を合わせると、「私がしかっている」ということが子どもに伝わりやすいように感じます。
声のトーンをいつもと変える
そのほか、しかるときは声のトーンをいつもと変えています。また、普段は息子のことをあだ名や“くん”付けで呼びますが、しかるときは呼び捨てで名前を呼びます。
声のトーンがいつもと違うと、「こらっ!」の第一声でも子どもはビクッとするので、しかっている気配は伝わっているようです。まだ1歳児は言葉の理解が不十分なので、言葉だけでなく表情や声のトーンなど、いけないことをしていると全身で伝えるほうが伝わりやすいと思います。
ただ、まだ1歳児は、しかられてからしばらくは大人しくしていても、ほとぼりが冷めると繰り返すことも。繰り返したときは、根気強くもう一度しかることで次第に覚えていってもらおうと思っています。
著者:石川ゆり
一児の母。 食品メーカーにて、営業・広告・マーケティング・商品企画などを経て、妊娠・出産を機に退職し、現在は専業主婦。 家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。