わが家には3歳と6歳の子どもがいますが、なかなか身につかないのが「お片付け」。部屋におもちゃが散乱し、結局片付けるのは私です。お片付けしやすいよう収納ボックスを設置しているのですが、それだけではダメなよう。今回は、先輩ママに聞いた「子どものお片付けを成功させるテクニック」をご紹介します。
おもちゃを片付けやすい量にする
先輩ママの家に遊びに行ったときのこと。おもちゃの量が少ないことに気付きました。先輩ママは、今、夢中になっているおもちゃだけを選んで出しているそうです。
量が少ないと子どもが片付けやすいことを聞き、家に帰っておもちゃの整理整頓を開始。今はもう興味のないおもちゃをしまうと、驚くほど収納ボックスがすっきりしました。おもちゃの量を減らすことで大量に散らかることがなくなり、子どもが片付けやすい量になりました。
片付けの分類はおおまかにする
わが家では、おままごと類は黄色のボックス、ボールは赤色のボックスなど、細かく分けていました。見た目もきれいで取り出しやすい。ところが、それは私の自己満足だったんです。子どもにとって分類が細かいとお片付けがしにくくて当然。特に2歳前後の小さな子どもだとなおさらです。
そこで先輩ママに教わったのが、「片付けの分類はおおまかにすること」です。たとえばブロックだけは赤色のボックスに入れて、あとは大きな箱にしまえばOKなど。お片付けの難易度を下げられますよね。
イラストなどで収納ボックスをわかりやすくする
たとえば車のおもちゃを収納するボックスに車のイラストを貼り付ける。最初は手間がかかりますが、一度やっておけば、あとがラクだと先輩ママは言います。
私は今まで黄色のボックスはおままごと入れなど、カラー別に収納をするよう説明していました。しかし、言葉だけでは大人だってなかなか覚えられませんよね。そのことに気付いたんです。なるべく子どもに伝わりやすくするためには、イラストが一番わかりやすいかもしれません。
子どもがお片付けをしてくれるようになれば、ママ自身もラクになりますよね。まずわが家で心がけようと考えているのは食事前などに必ずおもちゃを片付ける場面を明確につくること。お片付けの習慣化はまだまだわが家の課題です!
イラスト:sawawa
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。