新幹線で見知らぬ男性が夫の席に!?
私が声をかける前に荷物を私の足元に置いてきたため驚きました。男性に夫の席であることを伝えると、不満そうな表情をされ、周囲の視線も集まり気まずい空気になりました。子どもも「そこはパパのいす!おじさんだれ!」と言ってぐずり始めてしまい、場の雰囲気がさらに張り詰めました。私は落ち着いて切符を見せながら説明しましたが、男性は納得しない様子でした。そこで近くにいた車掌さんを呼び事情を伝えると、確認の結果、男性の席は別の車両にあることが分かりました。すると男性は謝罪することなく「なんで俺が悪いことになってんだよ、ちきしょう」といった捨て台詞を残して、しぶしぶ移動していったのです。男性の勘違いだったのに反省の態度は一切なし。ふてぶてしい態度に私も周りの人も唖然! 大人としてのマナーを欠いていると強く感じました。その後、車内は静かになり、子どもも落ち着いて過ごすことができました。
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今回の出来事で公共交通機関でのマナーの大切さを改めて感じました。冷静に切符を提示し、車掌さんに対応を任せたことで大きなトラブルにはなりませんでしたが、子どもには後から「間違えたときは、ちゃんと謝ることが大事だよ」と話しました。大人の行動は子どもにそのまま伝わるため、日頃の振る舞いの重要性を実感しました。
著者:平野めお/30代女性・会社員/子どもは4歳で女の子。時短だが会社員。趣味は音楽をきくこと。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)