愛子さんと母の会話を聞いていた父。母が父に話しかけると、思いもよらぬひと言が出てきました。
お父さん、どうしてそんなこと言うの…?














父から「家は向こうで探しなさい」といわれ、絶句する愛子さん。「そうすることですべてがうまく収まるんだろう?」という父の言葉を聞いて「住むところ遠くなっちゃったらなかなか会えなくなっちゃうんだよ……?」「お父さんはそれでもいいの!?」と寂しさを見せました。
父の「向こうのご両親、とくにお義母さんにはかわいがられたほうがいい」という言葉に、何それ……!?何で……!?と驚く愛子さん。お母さんは心配そうに愛子さんのことを見つめていました。
部屋に戻った愛子さんの様子を見にきた母は、愛子さんが怒っていることに気づきます。愛子さんは高校生のころ、父に怒られたことを思い出していました。そして「お父さんは私が結婚して遠くに行っちゃってもいいんだ……」と落ち込むのでした。
母は味方でいてくれたのに、父の口から出てきたのは「家は向こうで探しなさい」という思いもよらない言葉でした。その落差に胸を突かれた愛子さん。父の言葉の裏には、愛子さんが新しい環境で苦労しないようにという現実的な配慮があったことがうかがえます。
相手の背中を押すために、あえて厳しい言葉を言うこともある――そう気づくことで、言葉の奥にある思いを想像する余裕が出てくるのかもしれませんね。
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まるちゃん
