知らないと怖い!余ったピザで食中毒に?

余ったピザを「明日食べよう〜」とテーブルに置きっぱなしにしていませんか?実はそれ、とっても危険なんです。
というのも、デリバリーピザはあくまで“その日のうちに食べきる”前提で作られているので日持ちしません。

しかも、私たちの手には目に見えない菌やウイルスがたくさんついています。その手で触ったピザを常温で置いておくと菌がどんどん増えて、食中毒になってしまうことも……。
「冬だから大丈夫でしょ!」と思うかもしれませんが、多くの菌は20℃以上で活発になるので暖房をつけた温かい部屋であればすぐに増殖してしまいます。
そのため、食べきれないとわかった時点で早めに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
保存期間で選ぶ!余ったピザの保存方法

余ったピザは、すぐ食べるなら冷蔵庫、長く保存したいなら冷凍庫に入れるのがおすすめです。ここからは、正しい保存方法をご紹介します。
【1~2日保存したい場合】ラップして冷蔵庫へ

1〜2日で食べきれそうな量であれば冷蔵庫で保存しましょう。
このとき、温かいまま冷蔵庫に入れるのはNG。冷める前にラップをすると湯気がこもって生地がべたついたり、水分によって傷みやすくなってしまいます。
粗熱が取れたら1切れずつラップで包み、お皿にのせて冷蔵庫に入れてくださいね。
【〜2週間保存したい場合】ラップ×保存袋で冷凍庫へ

すぐに食べきれない場合は冷凍保存がおすすめ。約2週間保存できます。
粗熱を取ったら1切れずつラップで包み、重ならないように冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ移しましょう。
ちなみに、じゃがいもや生野菜、生ハム、ゆで卵がのっているピザは要注意!凍らせると食感が変わってまずくなってしまうので、取り除いてから冷凍すると良いですよ。
美味しさ復活!おすすめリベイク術

ピザを電子レンジで温めると、どうしても生地がフニャフニャになってしまいがち。
出来立ての味を復活させたいなら、トースターやフライパンを使ってリベイクするのがおすすめです。ひと手間かけるだけで食感がぐんと良くなりますよ。
リベイク方法①トースターでお手軽に

手軽に温めたい場合はアルミホイルにピザをのせ、予熱したトースターで焼きましょう!
このとき、水を吹きかけてから焼くとピザ生地のふわふわ食感が復活します。
霧吹きがなければ、指先を濡らして軽く振りかけるだけでも大丈夫。
途中で様子を見て、焦げそうであれば上からアルミホイルをかぶせてくださいね。
【加熱時間の目安】
・冷蔵…3分
・冷凍…6分(※凍ったままでOK)
リベイク方法②フライパンでふっくら香ばしく

フライパンでフタをして焼くと、水分が飛ばず出来立てのようなふっくら食感に。香ばしさも生地のやわらかさも両方復活する、イチオシの温め方です。
フライパンにピザをのせて霧吹きで水を吹きかけ、フタをして火にかけましょう(油不要)。
火が強すぎると生地の裏だけが焦げてしまう場合があるので、様子を見ながら加熱してくださいね。
【火加減と加熱時間の目安】
・冷蔵…中火で2~3分
・冷凍…弱火で15分(※凍ったままでOK)
ピザを上手に保存しよう

せっかくのピザで食中毒を起こさないためにも、余った分はすぐに冷蔵庫か冷凍庫に入れるのが鉄則!
保存方法とリベイク方法を覚えて、最後の1切れまで美味しく食べましょう。