エレベーターに乗れずにいた、そのとき…!
そこで次のエレベーターを待とうとした瞬間、前にいた高校生くらいの男の子が中に向かって、「みなさん!すみません、ベビーカーの方がいるので、少し詰めてもらえますか」と声をかけてくれました。そのひと言で周りの方々も気づき、少しずつスペースを空けてくれたおかげで、私は無事に乗ることができました。突然のことで驚きましたが、とてもありがたく感じました。
私たちがエレベーターに乗ると、男の子は娘ににこっと笑いかけ、娘もうれしそうに手を振っていました。そのやりとりに、張りつめていた気持ちが一気にほぐれたのを覚えています。そして、男の子には「ありがとうございます」と気持ちを伝えました。
この出来事をきっかけに、私も困っている人を見かけたら、積極的に声をかけようと思うようになりました。ベビーカーでの移動は大変なことも多いですが、誰かのひと言で心がふっと軽くなることを実感。今でも、あの高校生のやさしさは忘れられません。
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ひと言の声かけが周囲の動きを変え、救われる人がいます。困っている人を見かけたら、できる範囲でそっと手を差し伸べたいですね。
著者:高橋みお/30代 女性・会社員。1児の母。現在は短時間勤務で無理のないペースで仕事を続けている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)