バス停で仲良くなったご近所ママ
娘が年少のころ、同じ園バスを利用するママと仲良くなりました。ご近所ということもあり、バスを見送ったあとに一緒に歩いて帰るのが日課に。
ある日、いつものように「またお迎えでね」と彼女と別れたあと、わが家にふるさと納税の返礼品である冷凍シュウマイが届きました。ところが、前日に冷凍食品をまとめ買いしたばかりで、冷凍庫はすでにパンパンの状態。
そこで先ほどのママ友を思い出し、「よかったら、少しもらってくれない?」と連絡してみました。すると「うれしい!」と快い返事があり、後日「すごくおいしかったよ」と感想ももらって、そのときは気持ちよくやり取りが終わったのです。
軽い気持ちのお裾分けが、まさかの事態に…
そんな出来事から1年ほど経ったころ、彼女からふるさと納税の話題を振られました。「前にもらったシュウマイ、今年も頼んだの?」「子どもがまた食べたいって言ってて」と言われ、戸惑ってしまった私。まるで、また私がお裾分けすることを期待しているような言い方だったのです。
「ふるさと納税は夫に任せているから、よくわからないんだ」と濁してみましたが、「じゃあ、旦那さんに聞いといてね」と返されてしまいました。
前回はあくまで、冷凍庫に入りきらなかったから分けただけだったのですが、まさか翌年も期待されるとは思っておらず、心の中にモヤモヤが広がりました。
角を立てず、やんわり伝える工夫
波風を立てたくなかった私は、帰宅後にLINEでさりげなく伝えることに。
「今年はわが家で食べる分だけにしたみたい。前に渡したシュウマイはこれだから、よかったら頼んでみてね」と、商品のURLを添えて送信したのです。
すると、彼女からはスタンプでの返信があり、後日顔を合わせたときもいつも通りでした。
それ以降、ふるさと納税の催促のような話題が出ることもなくなり、ホッと一安心。この件を除けば図々しいと感じる言動はなく、私の考えすぎだったのかもしれません。その後も変わらず、気軽におしゃべりできる関係が続いています。
はっきりと「またちょうだい」と言われたわけではありませんが、期待されていると感じて気疲れしてしまった出来事でした。直接断るのは気が引けましたが、商品の情報をシェアするというかたちで、お互い不快にならずに解決できてよかったです。ご近所だからこそ、これからも程よい距離感で良い関係を築いていきたいと思っています。
著者:宮田さや/30代女性・主婦。2019年生まれ・発達ゆっくりさんな娘のママ。子育ての合間に勉強し、幼稚園教諭と保育士の資格を取得。子どもと関わる仕事に憧れつつも、現実はワンオペ育児に奮闘中。趣味は旅行で、近々、旅行先で惹かれた地域に移住予定。自分にも娘にも甘めで、毎日ゆるゆる、楽しく過ごしている。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)