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あせも&おむつかぶれ対策に! ササッとできる赤ちゃんのスキンケア

この記事では助産師監修による正しい赤ちゃんのスキンケアについて紹介しています。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師高杉絵理

大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
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今までは皮脂分泌が盛んな生後2カ月くらいまでは、スキンケアは必要ないという考え方が一般的でしたが、最新の研究では生まれてすぐからしっかりした保湿ケアが必要だと言われています。肌が成長してバリア機能が整う3歳までに、肌トラブルを繰り返さなければ、その後もトラブルが起こりにくくなるそうです。そこで今日は正しい赤ちゃんのスキンケア方法をお伝えします。

 

【手順とポイント】

ママやパパの手をよく洗って清潔な状態にします。

 

★顔
①ママの手のひらに保湿剤を十円玉サイズ分出します。

 

②指で少しずつ取って顔全体・耳・耳の裏に点在させ、両手でやさしく円を描くように伸ばします。

 

③耳たぶを前に倒して耳たぶの裏側も塗ります。最後に両手でなじませましょう。目と口の周りは特にやさしくのばしましょう。

 

★体
① 赤ちゃんの大きさによって使用する量は異なりますが、一度にママの手のひらに出す保湿剤は500円玉サイズ分を目安にします。

 

② 胸〜おなかに左右対象に点在させます。手のひらを滑らせてマッサージするように伸ばして塗りましょう。

 

③ 腕や足も同様に塗っていきます。腕の曲がる部分や膝の裏側など関節部分も塗り残ししやすい部分ですが、しっかり塗ります。足の甲や裏、足首のくびれも念入りに。

 

④ 手足の指は軽くつまむようにして塗ります。指と指の間も忘れずに。

 

⑤ 赤ちゃんをうつ伏せにして、背中とおしりも塗ります。服を着せてあげる前にベビーマッサージなど、赤ちゃんとスキンシップを楽しむのもいいですね。

 

できれば、1日2、3回保湿しましょう

まずは、朝です。1日の始まりにしっかり保湿してバリアをつくってあげましょう。

 

つぎに沐浴後です。沐浴後なるべく時間を空けずに保湿してあげましょう。また、汗をかいた後や外出後などは汗を拭いたり流したりして清潔にしたあとに保湿してあげましょう。こまめに清潔にして保湿をしてあげることがスキンケアには大切です。

 

スキンケア剤の選び方のポイント

① べビー用なら何でも大丈夫! 低刺激、無香料、防腐剤の入っていないものを使いましょう。

 

②  季節に合わせて使い分けをしましょう。夏はさっぱりした使用感の良いものを、冬は皮膚を覆う効果の高いものがおすすめです。たとえば春や秋はさらっとした乳液タイプ、夏はローションタイプ、冬は重めの質感の乳液タイプかクリームタイプなどがいいでしょう。また、そのときの肌の状態や赤ちゃんの過ごす環境によって選択することも大切です。

 

 

赤ちゃんの肌の厚さは大人の約半分で、1年中乾燥しやすく、皮脂と水分が少ない割には、頭とTゾーンはべたつきがち。このデリケートなお肌を清潔に保ちつつ、十分に保湿をしてあげて赤ちゃんの肌トラブルを防ぎましょう。

 

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