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宿泊先の温泉に赤ちゃんも入って大丈夫?【助産師に相談】

ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、赤ちゃんの温泉入浴に関するご質問です。

温泉

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、赤ちゃんの温泉入浴に関するご質問です。

 

Q.赤ちゃんに温泉はまだ早い?

生後6カ月になる娘がいます。夫の実家に帰省しているのですが、宿泊先の旅館の泉質が含炭酸鉄泉とありました。赤ちゃんには強すぎるでしょうか? また、今の季節シャワーだけで済ませても大丈夫ですか?

 

高塚あきこ助産師からの回答

乳児のお子さんの場合には、できれば家族風呂がいいかと思いますよ。お部屋のお風呂でしたら、万が一、粗相があっても慌てずに済むと思いますし、のんびりと楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

またお子さんには、単純温泉がいいかと思います。温泉にも様々な湯質があると思いますが、酸性泉や硫黄泉などは、やはりお子さんには刺激が強いと思いますので、避けていただくといいと思います。また、ご心配であれば、シャワーだけでも構いませんよ。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください

 

赤ちゃんはいつから温泉に入れるか

赤ちゃんは、生後1カ月までは沐浴で、それ以降は大人と一緒にお風呂に入ることができます。

 

温泉などの大衆浴場にいつから入れるかということについては、明確な決まりがありません。生後1カ月以降であれば問題ないとされています。

 

温泉に行くときに気を付けること

■赤ちゃんの体調

温泉に行く際には、赤ちゃんの体調がよいかどうか確認しましょう。普段とは異なる環境で過ごすことでストレスが溜まるので、発熱していなくても元気がなかったり不機嫌であったりする場合は日を改めた方がよいかもしれません。

 

■温泉のお湯の温度

行く予定の温泉が、赤ちゃんも入浴が可能か、お湯の温度が高すぎないか確認しておきましょう。40℃以下の少しぬるめの温度が望ましいです。

 

■泉質

温泉の泉質も事前に確認しておきましょう。角質を柔らかくすることで肌が滑らかになるというアルカリ性の温泉は、美容を意識している方に人気の温泉です。

しかし、アルカリ性の強い温泉は、肌の水分の蒸発を防ぐ必要な皮脂まで落としてしまい、肌を乾燥させてしまう場合があります。赤ちゃんは大人と比べて肌が弱いので、このような温泉に入ることで肌トラブルが起きる可能性があるのです。反対に、酸性の温泉は高い殺菌力があり、水虫などに効果があるといわれていますが、肌の常在菌のバランスを崩すことで肌トラブルを起こすことがあります。

 

おすすめは、誰でも安心して入れるというアルカリ性単純温泉です。酸性度を示すpHが8.5以上かつ温泉水1kg中に溶け込んでいる物質の量が1,000mg未満、湧き出たときの温度が25℃以上の温泉を指します。

 

■その他(家族風呂の有無)

赤ちゃんでも入れる条件を満たした温泉を見つけたら、家族風呂があるか確認しましょう。家族風呂は男女問わず家族一緒に入れる個室の浴場で、ゆっくりと気がねなく赤ちゃんの身体を洗ってあげることができます。

また、家族風呂であれば、パパとママ揃って入れるので、協力しながら赤ちゃんをバスタオルにくるむことができます。赤ちゃんと一緒に快適に温泉を楽しむためにも、家族風呂を利用しましょう。


※参考:基礎知識(ベビー)「赤ちゃんはいつから温泉に入れる?入るときのコツ、必要なものや注意点について」【監修:看護師 しらいしゆみか】

 

 

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