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「愛してるよ♡」彼の携帯のメッセージ通知を目にして…「誰にでも言うの?」彼を問い詰めた結果…

これは、過去に同棲していた彼とのお話です。付き合い始めの数カ月の彼は、私にとにかく甘く、どんなわがままも笑って受け入れてくれる人でした。そんなやさしさにすっかり安心しきっていたある夜、彼の寝息の横で光った携帯画面が、私たちの関係すべてを壊すことになったのです。

通知画面を目にしてしまった

ある夜更け、静まり返った部屋に“ピロン”と軽い通知音が響きました。彼の携帯からです。その音に反応して彼の枕元で光る携帯に自然に目が行くと「次いつ空いてるの? 愛してるよー♡」の文字がちらっと見えました。

 

突然のことに私は言葉が出ず、息を呑みました。はじめは彼を起こしてどういうことか聞こうかと考えたものの……私以外の別の女性から「愛している」と彼が言われているという現実を受け入れることができず、そのまま何も言わず再び眠ることに。

 

朝、彼は何も知らないまま仕事へ行くために自宅を出ていきました。

 

疑念が確信に変わった瞬間

私は玄関の扉の閉まる音を確認して立ち上がり……彼のことを信じたい一心で、彼の私物を確認しました。しかし、結果的には何も見つかりませんでした。

 

「何もない」と考えればうれしいはずなのに、私の気持ちはなんだか晴れなくて……。「冗談でやりとりをしていたんだろう」と自分に言い聞かせることにしました。

 

しかし……それからしばらく経ったある日、再び、彼の携帯のメッセージ通知を目にしてしまいました。「たまには家に遊びに行きたいな♡ 散らかってても大丈夫だよ!」というもので……。

 

この瞬間、疑念が確信に変わりました。このときは、悲しみよりも怒りが沸き上がるのを感じました。

 

静かなる修羅場

翌日、彼をやさしく起こして朝食を用意しました。そして、片付ける直前に私は怒りを笑顔で包み……「ねぇ、“愛してる”って誰にでも言うの?」と彼に問いかけました。

 

私の言葉に明らかな動揺を見せた彼。そして、数秒の沈黙を経て、彼は「ごめんなさい!」と頭を下げたのです。

 

私は抱いていたすべての感情を込めて「ねぇ、浮気? 気持ち悪いね」と、彼に冷ややかな視線を送りながら呟きました。自分でもこんなに冷静に彼を責めることになるとは思ってもいませんでした。

 

それから数日間、彼と言葉を交わすことはありませんでした。今思えば情けないことに、彼が涙ながらに謝る姿を見て、私はもう一度だけ信じてしまいました。そのかわり、彼にはその女性を交えて話し合う場を作ってもらうことに。話し合いの場は修羅場となったことは言うまでもありません。

 

結果的に彼とは別れることになったものの、人の甘さの裏には、隠された嘘がある可能性もあることを学んだ出来事となりました。

 

 

 

著者:榊原愛七/30代女性・1児の母。看護師・カウンセラー兼、恋愛エピソードを執筆するライター。
イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

 

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