私のものを欲しがる妹
やさしくて家事にも協力的な夫のおかげで、私は仕事と家事を両立させ、幸せな毎日を送っていました。ただ、双子の妹・A子の存在が悩みの種。昔から私のものを欲しがる困った妹なのです。過去には彼氏を奪われた経験もあるため、私は結婚したことをA子には内緒にしていました。
ところがある日、A子が突然わが家にやってきたのです。そして、「私に結婚相手を紹介しないつもり? 先日、お母さんが口を滑らせたのよ」「写真も見せてもらったけど、イケメンじゃん! 私にちょうだいよ!」と言い出しました。
私は妹のありえない言葉に激怒。「そんなの無理に決まってるでしょ!」と声を荒げましたが、A子は「だって好きになっちゃったんだもん」とへこたれずに、「また来るね〜」と言って帰って行ったのでした。
夫に妹のことを話すと…
夜になって帰宅した夫に、その日あった出来事を話しました。A子の過去の言動についてもすべて知っている夫は、「大丈夫、心配しないで。僕を信じて」と言ってくれましたが、私は不安をぬぐい切れず……。そこで、夫はある提案をしてくれました。「明日、僕の気持ちをA子ちゃんに伝えるから」と。
翌日、私はA子に「夫が会いたがっているから家に来て」と連絡。すると、「OK!」とすぐに返信があり、ついに、夫とA子が対面することになりました。
妹の猛アピールが始まった!
夫と顔を合わせたA子はあいさつもそこそこに、「超カッコイイ! 私、双子の妹のA子で〜す」と猫撫で声を出しました。さらに、自分をアピールするために私のことを悪く言い出したのです。
「姉はかわいげがなくて冷たいけど、私は甘えん坊で寂しがり屋なの」「私の好きな食べ物はパンケーキとイチゴだけど、姉の好物はかわいくないものばっかりでしょ」などなど……。
A子の言い草にあきれた私でしたが、このような女性を好む男性がいることもまた事実。しばらくして、真剣な表情でA子の話を聞いていた夫が口を開きました。
夫の清々しい反撃
「言いたいことは終わった? なら、僕の気持ちも言わせてもらうね」と切り出した夫。A子は上目遣いで「聞きたあ~い」と彼を誘惑しますが、夫はいたって冷静でした。
「僕は、お姉さんのことをとてもかわいらしい性格だと思っているよ。しっかり自立しているけど、とっても恥ずかしがり屋で、すぐにほっぺたが赤くなるんだ。ちなみに僕、甘えん坊で寂しがり屋な女子は苦手。だから、君とは合わないね」
最後に夫は、「あと、僕は人のものを欲しがる人間が一番嫌いだ。これ以上、お姉さんを苦しめるのはやめてくれ」と、A子を一刀両断したのでした。
やけになったA子は…
今まで男性に拒絶されたことがなかったA子は、夫に激怒。「こんな失礼な男、こっちから願い下げよ!」と大声を出しながら家を飛び出して行きました。
その後、A子から連絡がくることはなく、実家の両親に彼女の様子を聞くと、やけになったA子はバーで知り合った既婚者の男性と関係を持ち、そのことが男性の妻にバレてトラブルに発展。妻から請求された慰謝料を払うため、今は仕事を掛け持ちして忙しく働いているとのことでした。
一方で、私たち夫婦はなんと双子の女の子を授かりました! 仲良し姉妹に育ってくれることを願うばかりです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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