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鍋パーティー前にママ友がコロナ陽性「いいよ来なよ〜!」はい?主催ママが参加を快諾…更に衝撃の発言

ママ友が企画した保育園のお友だちとの鍋パーティー。しかし、あるトラブルをきっかけに、ママ友の関係はバラバラに。気まずい空気が流れる中、子どもの無邪気なひと言が思わぬ展開を呼ぶことになって……?

 

自分勝手な主催ママ

娘が年長のときの、冬の出来事です。同じクラスの仲よし女の子5人組の親子で「鍋パーティーをしよう」という話が持ち上がりました。レンタルキッチンを借りて具材を持ち寄り、家族ぐるみでワイワイ楽しんだりする予定で、思い出づくりにはぴったりだと私も娘も楽しみにしていました。そんな中、企画の中心となっていたAちゃんママは、「せっかくだから他の子たちも誘いたい」と提案し、追加で4組の親子が参加してくれることに。当日がとても楽しみでした。

 

ところが開催5日前、参加予定だったママのひとりCちゃんママが、新型コロナウイルスに感染。「当日はまだ自宅待機期間中なので、今回は欠席します」と、もともとのメンバーが参加するグループLINEに連絡が入りました。するとAちゃんママが「5日後なら、当日は元気になってるだろうから大丈夫でしょ! おいでよ!」と返信。「いやいやそんな、悪いよ」と遠慮するCちゃんママをよそに、「みんな気にしないよ! ねぇみんな!」とまさかの他メンバーに同調を求めるメッセージまで送られてきたのです。

 

私とBちゃんママ以外のママが「大丈夫だよ〜」と返信したところで、そのメッセージを見たBちゃんママから私に「さっきのメッセージ見た? 療養中の人が鍋パーティーに来るっておかしくない? 同じ鍋をつつくのに、ありえないよね?」と、個別に連絡がありました。私自身は正直「確かに元気になっている可能性はあるし、参加してほしい気持ちもあるけど、まだウイルスを持っている可能性もあるし……」と、どちらの意見に賛成することもできず、返信できずじまい。そのうちにAちゃんママが「Bちゃんママも〇〇ちゃんママ(私)も大丈夫に決まってるよ!」とまさかのメッセージを送ります。「いいの? じゃあ当日熱がなかったら、参加させてもらおうかな……ありがとう!」と言うCちゃんママに、私もBちゃんママも困惑してしまいました。

 

しかし事態は、それだけでは終わりませんでした。たまたま、AちゃんママとBちゃんママと保育園のお迎え時間が被ったのですが、Aちゃんママは「揉めごとにしたくないしさぁ、コロナの件はこのグループに入ってない他のメンバーには、内緒にしておこうね。みんなで楽しみたいし!」と言い出したのです。BちゃんママはAちゃんママに「あなたの勝手な判断で他のメンバーが迷惑するんだよ!?」と激怒。しかし、Aちゃんママは「いやいや、Cちゃんママだけ参加させないとか。そんなの意地悪だよ!」と引かない様子です。

 

どうしても納得がいかないBちゃんママは、新たに参加することになった他の4組の親子全員に事情説明の連絡を入れ、結局その4組の親子は全員「予定が入って……」「体調を崩して……」などと理由をつけて、不参加になりました。私も家族の体調を優先して不参加に。参加メンバーがかなり減ったので、鍋パーティーの企画自体も白紙になったのでした。食材の準備やレンタルキッチンの使用料はまだ支払っておらず、キャンセル料などもかからなかったのが唯一の救いでした。

 

Aちゃんママは、Bちゃんママの根回しでほかのママが不参加になったことまでは知らないようでしたが、Cちゃんママの参加をめぐる言い合い以降、AちゃんママとBちゃんママとの間には、距離が生まれました。子どもたちは変わらず仲良しだったのでグループで遊ぶことはあったものの、2人は視線を合わせることすらありません。事情を知ったCちゃんママは「私が余計な心配かけたから……」とショックを受けているようでした。

 

そんなあるとき、いつもの仲良し5組の親子で公園で遊んでいると、突然、遊んでいた娘が、集まっていた大人たちに向かって、「ねぇ、AちゃんママとBちゃんママって仲直りしたの? みんな仲良く! だよ」と無邪気に問いかけたのです。私は一瞬、血の気が引く思いでしたが、その言葉に2人はハッとした表情を浮かべました。そしてAちゃんママが「……Bちゃんママ、あのときはごめんね。私が身勝手だったって気づかせてくれてありがとう」と謝罪。場の空気は一瞬張りつめましたが、子どものまっすぐな言葉で、こじれた関係がほどけて、2人の関係は修復されました。

 

大人になると、自分なりの理想や正論を押し通してしまいがちになるかもしれません。しかし、自分の価値観で勝手に物事を決めてしまうのは、トラブルのもとだと学ぶきっかけになりました。「自分の考えが正しい」「みんなもそう思っているはず」と決めつけるのではなく、「他の考えの人もいるかもしれない」と、柔軟に広い視野で考えることが大事だと思った出来事でした。

 

 

著者:春野つぐみ/ライター。コミュニケーションおばけの6歳の娘と、恥ずかしがり屋の3歳の息子を育てる母。最近のマイブームは、某アイドルグループの推し活。

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

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