下痢も腹痛も「よくあること」と思っていた
私自身、昔から胃腸は弱いほうでした。疲れたときや冷えたときにおなかがゆるくなるのは珍しいことではありませんでした。40代後半に入ってからも「まあ年のせいかな」「食べ過ぎたかな」と軽く考えていました。
でも、今回のように下痢が何日も続くのはさすがに初めてで、腹痛も波があるような感じ。体もだるく、食欲もいまひとつ。更年期のせいかもしれないと自己判断して、様子を見ながら数日過ごしていました。
大腸カメラの結果「軽い炎症が見られます」
それでも下痢と腹痛が10日以上続いたとき、「これは一度ちゃんと調べたほうがいい」と思い、消化器内科へ行きました。医師の判断で大腸カメラを受けることになり、検査自体はドキドキしましたが、終わって言われたのが「軽い腸の炎症がありますね」という言葉でした。原因は食事やストレスの可能性もあるけれど、「市販の痛み止め、よく使っていませんか?」と聞かれて、思わずドキッとしました。
思い返せば、私は高校生のころから生理痛が重くて、ずっと痛み止めを飲んでいました。社会人になってからは頭痛や肩凝りでもお世話になっていて、ここ最近も月に数回は当たり前のように飲んでいました。
薬と向き合い直す良いタイミングに
医師からは「腸の粘膜も年齢とともに回復しにくくなります。若いころと同じ感覚で薬を使っていると、体が悲鳴を上げることもあります」と言われました。まさに今の自分のことだと思いました。
薬が悪いとは思いません。でも、薬が効いてくれる安心感に甘えて、「体の不調をちゃんと感じること」をやめていたんだなと気付きました。今は、無理して動く前に少し横になる、食事を消化のよいものにする、体を温めるなど、薬以外でできることを優先するようになりました。
痛み止めをゼロにするのは正直難しいけれど、“頼りきらない”という意識があるだけで、体との向き合い方が変わってきた気がします。
まとめ
ただの下痢だと思っていた不調の裏に、長年の薬の影響があったとは思いもしませんでした。痛み止めが生活の中に根づいていたからこそ、少しずつ積み重なった負担に気付けなかったのだと思います。大腸カメラがきっかけで、ようやく自分の体と、薬との距離感を見直すことができました。これからは、「薬を飲む前に、自分にできることがあるかどうか」を少しだけ立ち止まって考えてみようと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:伊達敦子/50代女性。2008年、2010年、2012年生まれの3児の母。フルタイムで共働きをしながら子育て中。会社員の傍ら、化粧品検定2級・1級やコスメコンシェルジュの資格を取得し、人々の美しさと自信を引き出すために活動している。
イラスト/さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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