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産後の私が救われた!帰省歓迎は忙しいパパからのエールだった【体験談】

この記事では、産後ママの体験談を紹介しています。産後、夫婦で相談し、両親の協力を得て2カ月に一度里帰りすることなったそう。仕事が多忙で家事や育児になかなか協力できないパパですが、帰省の支援という形で間接的に育児に協力してくれたと感じたそうです。

 

産後の体も回復していない状態での家事・育児。でも夫の仕事は激務で手伝ってもらえない……。そんな状況のご家庭はきっとたくさんあると思います。夫の理解と支援があってのことですが、帰省をさせてもらい、産後の私が救われた体験談をご紹介します。

 

仕事が激務の夫、ひとり育児でくじけそう

里帰り出産をして2カ月後、自宅に戻ってきた私はすぐに行き詰まりを感じました。産後、体力もまだ回復しておらず、細切れの睡眠に家事・育児の負担で体も心もボロボロ……。

 

ところが当時、夫の仕事は月の半分が出張、半分が深夜帰宅の激務で、家事や育児の協力は望めません。休日も疲れを取るので精一杯で、とても赤ちゃんの相手を頼める状態ではありませんでした。そこで2人で相談して、両親の協力を得て2カ月に一度里帰りをすることにしました。

 

頻繁に帰省できたのは夫のおかげ

実家は新幹線で4時間の場所にあり、正直、時間も費用もかなりかかります。しかし、夫は残業や休日出勤を増やし、黙ってすべての費用を用意してくれました。

 

最初に駅で私を見送ってくれたとき、「家事も育児も手伝えなくてすまない。実家で十分に休んでほしい」「迷惑をかけているのは自分だからと、ご両親に伝えてほしい」と言われました。この言葉を聞いて、帰省は夫なりのエールなのだなと思いました。

 

実際の家事や育児だけじゃない! 夫の協力

産後、夫に期待することはやはり家事や育児ですが、それができない状況も多々あります。私の夫は家事や育児をすることはできませんでしたが、帰省の支援という形で間接的に育児に尽力してくれました。

 

そしてそれは、赤ちゃんの成長を願い、私の体を労わる気持ちでいるからこその選択でした。今、パパの支援がなくて不満を持っているママのなかにも、もしかしたら見えない形でパパがエールを送ってくれているかもしれません。

 

 

度重なる帰省で両親にも迷惑をかけましたが、「孫の成長が見られてよかった」と言ってくれたことが救いでした。直接的に、間接的に、たくさんの助けを借りて子育てができたことを感謝しています。

 

イラスト:imasaku


著者:中浦明子

一児(女の子)の母。結婚を機に書店員を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は赤ちゃんと散歩、赤ちゃんと行けるカフェの開拓。

 

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