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【"とりあえず強火"で炒めるの、絶対やめてーー!!】「マジで危機感持った方がいい」調理師の"ゾッとする"警告→「え、あっぶな…!」「もうしません…」

こんにちは、ポケモンでは炎のジムリーダーからバッジをもらった、調理師でライターのだいきです。

「とりあえず強火にすればウマくなる」「プロはみんな強火でカッコよくやってる」
……そう思って、フライパンをいつも"強火MAX"でスタートしていませんか?

料理が苦手な人の8割がやりがちなミス――それが"なんでも強火"です。
調理師視点で見ると、"常にアクセルベタ踏みのドライバー"と同じ。
そりゃ事故るよね、って話です。危機感持った方がいいでしょう。

この記事では、なぜ強火ゴリ押しが危険なのか、どう火加減を使い分けるべきかを解説しますので、ぜひブレーキも使いこなしてみてくださいね!

 

なぜ「料理はなんでも強火」は危険なのか?

なぜ「料理はなんでも強火」は危険なのか?

 

理由があって強火を使っているならいいのですが、なんでも強火にしてしまうのは危険です。

 

理由は下記のとおり。

 

・外だけ焦げて、中は生のまま問題
・油はね・煙・部屋のニオイ……全部“強火の副作用”
・強火がフライパンの寿命を縮めている

「無知ゆえの危険さ」と言いますか。
子どもを見ていると「そんなことしたら、危ないよ」と思うことって多いじゃないですか?
これが調理師から見ると、料理初心者の「なんでも強火」です。

 

理由を詳しく解説していきます。

 

①外だけ焦げて、中は生のまま問題

強火でずっと焼いてしまうと、外は焦げ、中は生というバーベキューなんかでよくある状態になってしまいます。

 

これは火が強すぎるのが原因です。

 

特に危険なのが鶏肉やハンバーグ。
この2つは、むしろ弱火でOKです。間違っても、強火で焼かないように注意しましょう。

 

プロは「最初は中火か弱火」でじっくり温度を上げるのが普通です。

 

②油はね・煙・部屋のニオイ……全部“強火の副作用”

・服に油が飛ぶ
・換気扇フル稼働でも部屋が臭う
・火災報知器が鳴りそうなレベルの煙

全部、火力の使い方がおかしいだけ。
最悪、フライパンから火が出てしまうかもしれません。

 

危なすぎる。フライパンの温度が上がりすぎないように、注意しましょう。

 

③強火がフライパンの寿命を縮めている

最後は、お財布が危険ということで、フライパンの寿命が縮むというお話です。

 

フッ素樹脂加工のフライパンは基本的に強火はNG。
「なんか最近くっつく……」の多くは強火での酷使が原因です。

 

強火はダメと知らないで使っている方も多いと思います。
フッ素樹脂加工のフライパンは基本中火か弱火で使うと、覚えておきましょう。

 

なんで人は料理において“強火信者”になるのか?

なぜ「料理はなんでも強火」は危険なのか?

 

「料理は基本、強火でぃ!」という"強火信者"。
なぜ人はこうなってしまうのでしょうか。理由はおそらく下記のとおりです。

 

・「強火=プロっぽい」という勘違い
・「弱火=生焼けになりそうで不安」
・「時短=強火」という誤解

「強火=プロっぽい」という勘違い

多分、この強火=プロっぽいというのは、テレビの影響だと思います。

 

テレビは“魅せるための演出”。
強火のところだけ、流しています。

 

表面に焼き色をつけるところや水分を飛ばしたい時以外は、プロも本当は中火・弱火がメインなので、安心してください(笑)。

 

「弱火=生焼けになりそうで不安」

→実際は逆。
弱火のほうが均一に火が入るので失敗しにくいです。

 

ステーキをミディアムレアにしたいとか、ハンバーグを焼き色だけつけて、オーブンで火を入れたい、とかじゃなければ、弱火でも全く問題ありません。
むしろ、初心者の方なら、慎重にやっているのがわかって、安心して見ていられます。

 

「どこで中火を使うか?」がわからないうちは、弱火を基本にすると、失敗が少なくなりますよ。

 

「時短=強火」という誤解

強火は“時短”ではなく“事故率UP”。
短時間で仕上げたいなら、下処理と段取りが命です。

 

もちろん、強火を効率的に使えば、時短にはなりますが、リターンとリスクが見合っていません。

 

言うて3分短縮とか。
例えば、100万円かけて、105万円取りに行くような感じです(負ければ80万)。

 

それだったら「どうやったら、早く作れるかな?」とか「包丁をもっとスムーズに使えるようになろう」とかを気にした方が100倍早く作れるようになります。

 

火で時短するのではなく、火は失敗しないように使いましょう。

 

今日からできる“火加減の使い方”超シンプル版【料理は強火!を卒業】

なぜ「料理はなんでも強火」は危険なのか?

 

最後に筆者が意識している、火加減の使い方を超シンプルにしたものをご紹介します。

 

中火:基準

ほとんどの料理は中火をメインに使います。
例えば、AT車で言ったら「D」みたいな役割。

 

普段車に乗る時に、ローギアのLやSなんてほとんど使いませんよね?
それと同じですね。

 

基本は中火です。

 

弱火:じっくり火を通すとき

弱火は、じっくり火を通したい時に使用します。

 

例:鶏肉、煮込み、ハンバーグ、卵料理、蒸し焼き

 

弱火は車で言うと、ブレーキの役割です。
「ちょっとスピード出過ぎちゃってるな?」と感じた時に、使います。
ここで言うスピードとは、フライパンの温度のことです。

 

こんな感じで、適度なスピードを維持しつつ、料理をしていきます。

 

強火:使う場面はめちゃくちゃ少ない

実は強火を使う場面は想像以上に少なかったりします。

 

・炒め物で最後に「水分飛ばし」で数秒
・中華鍋のような特殊な環境
・ステーキなどの焼き色をつける時

こんな感じ。
“ずっと強火”は、ほぼ存在しません。

 

車で言うところのMT車みたいなものですね。
「自分で効率的に加速したい」みたいな時に、その場に合わせて、最適なギアを使っていくみたいなものです。

 

調理師は言わば、プロのドライバー。この最適な場面、タイミングで強火を使うことができます。

 

しかし、普段AT車を運転している初心者の方が、いきなりMT車に乗って、ギアチェンジをするのは難易度が高すぎます。

 

多分、プロのドライバーの方も「最初はAT車で、車の運転に慣れるのがいいよ」とアドバイスするはず。
料理も一緒で、最初は強火など使わず、法定速度内でゆっくり走るのをおすすめします。

 

慣れてきて、使う場面がわかってきたら、強火をほんの少し活用していきましょう。

 

火加減は料理の“ギアチェンジ”「とりあえず強火!」は危険です

この記事では、火加減の考え方やフライパンの使い方を解説しました。

 

火加減は、車で言うと“ギアチェンジ”に該当します。
慣れていないうちは、基本的な中火を使って、火が強すぎる時は、弱火にしましょう。
強火を使わないだけで劇的に変わります。

 

フッ素樹脂加工のフライパンは、基本的に強火自体NGですからね。
あなたの料理が今日から本気でおいしくなるよう、祈っております。
そして、"強火の過信"が元の事故にお気をつけくださいね。

 

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    著者プロファイル

    ライターだいき

    ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。

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