安定期までは安静にしておいたほうがいい? ママの疑問に助産師が回答!

2019/07/21 12:30
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は安定期に関するご相談です。
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妊婦さん

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は安定期に関するご相談です。

 

Q.安定期までは安静にしておいたほうがいですか?

現在2人目を妊娠中です。

安定期入るまでは安静にしておいたほうがいいですか? 旅行なども控えたほうがよいのでしょうか?

 

高杉絵理助産師からの回答

旅行のご予定があるのでしょうか? 上のお子さんもいらっしゃり、お忙しい日々かと思います。妊娠初期は流産の可能性もあるので無理はよくありませんね。しかし、安定期に入ったからといって旅行などはあまりおすすめされないと思います。いわゆる安定期とは胎盤ができあがる時期のことをいい、つわり症状などが落ち着いてくる時期です。しかし、この時期から切迫流産になる方もいらっしゃいますので、おなかの赤ちゃん優先で無理なく過ごされることをおすすめします。何かあればかかりつけの先生にご相談されてくださいね。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください


「安定期」とはどういう時期? いつからが安定期?

「安定期」とは一般的に妊娠中期(妊娠5~7カ月)のころ、週数でいうと妊娠16~27週あたりの時期を指します。妊娠16週以降を「安定期」と呼ぶのは、胎盤が妊娠15週ごろに完成することと関係しています。

 

胎盤の完成によって流産の可能性が低くなり、ママの体もホルモンバランスが安定するため、つわりも落ち着くのが一般的です。つわりの終了時期には個人差がありますが、妊娠15週ごろまでに治まる人が多いとされています。

 

また、妊娠18~22週以降には胎動を感じるようになるので、安定期は家族が増える喜びや母親になる実感などが湧き、精神的にも安定する時期といえるでしょう。そのため、つわりに悩まされた妊娠初期と比較して安定期は過ごしやすく、妊娠期を楽しむ余裕も出てきます。

 

安定期にできること・避けた方がよいこと

●買い物
妊婦健診で「自宅で安静に」などの指示が出ていなければ、近所のお店に食材や日用品などを買いに出かけましょう。自分で食材を選び、つわり中にできなかった料理に取り組むのも楽しいでしょう。ただし、重い荷物を持つとおなかが張りやすくなるので控えてください。もし、外出中におなかの張りが気になったら、座れるところを探して少し休みましょう。

 

また、安定期はおなかがふっくらとしてくる時期です。気分がよい日はマタニティ服を買いに行くのもよいでしょう。この時期にから、出産グッズや育児グッズの購入を始めると、妊娠後期にゆとりができるでしょう。

 

●仕事
妊娠初期に思うように仕事ができなかったママにとって、安定期は動けることが心地よく感じられるでしょう。そのため、「溜まった仕事を片付けなければ!」と、つい頑張り過ぎてしまうかもしれません。

 

しかし、安定期も仕事のスケジュールを詰め過ぎないこと、基本的に無理をしないことが大切です。妊娠中は周囲の人に協力をしてもらいながら、あくまで体調優先で取り組みましょう。

 

●運動
妊婦健診で問題が指摘されていなければ、適度に体を動かす習慣を身につけましょう。妊娠中の運動としては激しい運動ではなく、軽度の有酸素運動がおすすめです。適度な運動はストレスの解消や分娩に向けた体力づくりにつながるので、調子のよいときはウォーキングやマタニティヨガなどに取り組むとよいでしょう。

 

ウォーキングは自分のペースで手軽におこなうことができ、マタニティヨガなどのスクールに通うと同じ時期に出産をするママ友をつくるうえでも役立ちます。もし、妊娠前に経験したことがないスポーツを始めるなど、慣れない運動をするときは主治医の許可をもらってから始めましょう。

 

また、運動のし過ぎにも注意し、運動後は休息の時間をとることも忘れずに。特に、何事もキッチリやるタイプの人は、体調が気になるときは「途中でやめる」「運動しない日があってもいい」など、体調に合わせた柔軟な方法を取り入れましょう。

 

●旅行
妊娠中に長距離の移動をするなら安定期が安心です。妊娠後期になるとおなかが張ったり、トイレが近くなったりするので移動も大変になるからです。一時的な帰省で長時間の移動を予定している人は主治医に相談し、ゆとりのあるスケジュールにするとよいでしょう。出かける際は、必ず母子手帳や健康保険証、病院の受診カードを携帯するようにしましょう。

 

一方、観光目的の旅行の計画は慎重に。観光地は近くに病院がない場合もあり、さらに、海外の場合は言葉の壁もあるためです。主治医に相談したうえで慎重に検討し、「体調次第で中止もありうる」といった柔軟な気持ちでプランを立てましょう。

 

なお、最近では赤ちゃん連れで宿泊できるホテルなども増えており、さまざまな旅行プランが登場しています。「旅行は安定期のうちに!」と焦って無理な計画を立てるより、発想を変えて産後に家族旅行を楽しむ方法もあります。


※参考:基礎知識(妊娠中)「妊娠の安定期とはいつから? この時期の症状や快適に過ごすために注意すべきこと」【監修:助産師  REIKO】

 

 


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