大変さを理解してくれない夫
そんなある日の夜、仕事から帰宅した夫に「今日はおなかの張りがひどくて夕飯が作れなかったから、お惣菜を買ってきたよ」と伝えました。
すると夫はあからさまに嫌そうな顔をして「えー、俺は手作りのものが食べたかったな。臨月って言っても動かないと安産にならないって聞くし、料理くらいできるでしょ?」と言い放ったのです。あまりの無神経さに耳を疑いました。
私が「今は立っているだけでもおなかが痛くて、赤ちゃんが苦しくないか心配なの」と言い返しても、夫は「大げさだよ。うちの母親は何人も産んだけど、産む直前まで畑仕事してたって言ってたよ」と追い打ちをかけてきました。私の体調よりも自分の食欲を優先し、さらに義母と比較して私を責める夫の姿に、情けなさと怒りで涙が止まりませんでした。
その場では悔しくてひと言も返せませんでしたが、翌日の健診に無理やり夫を連れて行きました。助産師さんに昨日の出来事を相談すると、先生と助産師さんの2人から「奥さんは今、命がけなんです!」「そうです、畑仕事の時代とは違います!」と厳しく叱ってくれたのです。プロに怒られたことで夫はようやく事の重大さを理解し、それ以降は別人のように家事を手伝ってくれるようになりました。
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助産師さんは出産の大変さを伝えるために、ママさんを労らない夫を「畑仕事の時代とは違う!」と叱ってくれていましたね。しかし、出産はいつの時代も命がけであることに変わりはなく、昔の女性たちはその時代の環境で精一杯頑張り、現代の女性たちもまた、それぞれが異なる環境の中で大きな負担を抱えながら、出産に臨んでいます。
どんな時代でも、出産を控えた女性には周囲の理解とサポートが欠かせません。夫婦で協力しながら、お互いを思いやり、新しい命を迎える準備をしていけたら素敵ですね。
著者:今田 華/20代女性・事務員
1歳の娘を育てるママ。現在は仕事に復帰し、慌ただしくも充実した毎日を送っている。趣味は週末に家族でお出かけすること。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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