家計を使い込んだ夫
夫を問いただすと、隠していたカードの利用明細も発覚。そこには趣味の高級腕時計や友人との豪遊で使われた、到底お小遣いでは賄えない金額が並んでいたのです。夫は私にバレないように、私の前では高級腕時計をせず、遊びに行くときにこっそりとつけ、友人に自慢していたと言うのです。そして高級時計の他にも、家計のお金を使い込んでいたのです!
私がショックで言葉を失っていると、夫は顔を真っ青にしてその場に崩れ落ち、リビングのフローリングで「本当に申し訳ございませんでした」とガチの正座をしました。それまでどこか私を甘く見ていた夫でしたが、私が「今すぐ離婚届を書いて」と静かに告げると、額を床にこすりつけるような勢いで正座のまま謝り続けました。「二度と嘘はつかない、お金の管理もすべて任せるから」と必死に訴える夫の姿を見て、今回だけは信じようと決めました。あのときの正座をして震えていた姿は今も目に焼き付いています。
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結局、夫の正座謝罪を受け入れ、現在はすべての銀行口座とクレジットカードを私が管理することで落ち着きました。夫はそれ以来、嘘をつかなくなり、家事や育児にも積極的に取り組むようになりました。この件を通じて、夫婦間であってもお金のことはなあなあにせず、透明性を持って管理することが信頼維持には不可欠だと痛感しました。
著者:田中春香/30代女性・パート/2歳のやんちゃな男の子を育てる、30代の母です。現在は育児の合間に週3日ほどパート勤務をしています。趣味はパン作りと、子どもが寝た後の読書です。日々のバタバタした暮らしを自分なりに楽しんでいます。
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)