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元カノ「ボロ旅館…ムリ」実家を見下して去った彼女と数年後、別荘地で再会。真実を告げると凍りつき…

実家は地方で小さな旅館を経営しています。木造の建物で、見た目は決して華やかではありません。それでも掃除や料理に手を抜くことは一切なく、両親は誠実に営業を続けてきました。そして……。

「え…」実家の旅館を見た彼女が放ったひと言

数年前、彼女と付き合っていたころ、「実家ってどんな旅館なの?」と聞かれ、実家に連れていったことがあります。旅館を目にした瞬間、彼女は言葉を失い、固まってしまいました。


「え、何ここ……実家古っ? ボロ旅館じゃん。ありえない」「こういうの無理」と、私に小声で囁いたのです。


帰り道でも、彼女の言葉は止まりませんでした。「友だちに言えない」「将来、私、ここで働けない」。そして最後は私の顔も見ず、「ごめん。別れる」と一方的に別れを告げられました。
 

数年後、元カノと再会…第一声に胸がざわつく

それから数年が経ちました。実家の旅館は少しずつ改修を重ねながら、今も変わらず営業を続けています。そして、旅館近くの別荘地に建つ小さなホテルを思い切って買い取り、別館として営業しています。

 

私は現在、その別館(ホテル)で働いています。肩書きは「フロント責任者」。現場を回しながら、接客の品質管理や予約業務も任される立場です。

 

ある日、ホテルの近くを歩いていると、「え? うそ……」という声が聞こえました。振り返ると、そこにいたのは元カノでした。隣には、羽振りの良さそうな彼氏らしき男性が。元カノは私を見るなり、笑いながら言いました。「ここにいるとかウケる。貧乏人が何してるの?」胸がざわつきましたが、私は「仕事だよ。近くの宿に戻るところ」とだけ答えました。

 

すると元カノは私の服装を見て、勝ち誇ったように言いました。「こういう人って、背伸びして高級エリアに来たがるけど、場違いだよね」私は一度深呼吸し、「別に背伸びじゃない。うち、この近くで宿をやってるから」と静かに返しました。

 

元カノは鼻で笑い、「え、あのボロ旅館? まだやってるんだ(笑)」と言いました。

 

「…なんで、ここに?」元カノが凍りついた理由

その日の夕方、私が勤務している別館のフロントに、元カノと彼氏が入ってきました。――まさか、と思いましたが、間違いありません。入り口で「わぁ、雰囲気いいね」と彼氏が言う一方で、元カノは周囲を見回し、眉をひそめます。「え、ここ? なんか……地味じゃない?」

 

私はカウンターの奥から出て、いつもどおりの声で対応しました。「いらっしゃいませ。ご予約名をお願いいたします」元カノは私の顔を見て、言葉を失いました。「……え、なんで、ここに?」

 

私は笑顔も作らず、淡々と答えます。「ここ、うちの宿です。私はフロント責任者なので」元カノは焦ったように笑い、「え、冗談でしょ。だって実家はボロ旅館で……」と言いかけましたが、彼氏が怪訝そうな表情で制しました。「さっきからだけど、“ボロ”って何? 失礼すぎない?」

 

元カノの非常識な発言に、周囲が静まり返り…

元カノはカウンターに肘をつき、強気な口調で言いました。「予約してないけど、今日泊まりたいんだけど。今から入れるよね?」


どうやら急きょ宿泊することにしたようです。私は空室状況を確認しましたが、週末でチェックインが重なっており、すでに満室でした。「申し訳ございません。本日は満室となっております。ご案内が難しい状況です」


すると元カノは声を荒げました。「は? こんな宿で満室とかありえない! 融通きかせてよ!」さらに周囲にも聞こえる声で、「ねえ、こういう田舎っぽい宿ってさ、ルールゆるいんじゃないの?」と続けました。


私は表情を変えず、「申し訳ございません」とだけ返しました。“田舎っぽい宿”と見下す言い方は、フロントにいたほかのお客さまにも伝わり、空気が一気に冷えました。
 

彼氏のひと言で空気が変わり…元カノが黙り込んだワケ

彼氏は私に向かって頭を下げました。「すみません。別の宿を探します」そのまま元カノの腕を引こうとしましたが、断られたことがよほど不満だったのか、元カノはまだ納得していません。「え、なんで? あんたも言ってよ、こんな宿……」


すると彼氏は、低い声ではっきりと言いました。「やめろ。さっきからずっと、人を見下してる」元カノが「冗談じゃん」と笑うと、彼氏はきっぱりと言い切りました。「冗談で“貧乏人”なんて言わない。俺、お前無理だわ」


元カノは顔を真っ赤にし、「ちょっと待って!」と追いすがりましたが、彼氏は振り返りませんでした。最後に元カノは私をにらみ、「こんな宿、誰が泊まるのよ」と吐き捨てました。その瞬間、フロント横で順番待ちをしていた年配の女性が、静かに言いました。「私たちは毎年ここに泊まりに来てますけど、あなた、この場所にまったくふさわしくないわ」


元カノは言葉を失い、足早に外へ出ていきました。数年前に振られたときは深く傷つきましたが、今回その本性を目の当たりにし、別れていてよかったのかもしれないと思いました。これからも、自分の宿を大切にしながら、仕事に向き合っていきたいと思います。
 

◇ ◇ ◇

 

人を見下す言葉は、巡り巡って自分の評価を下げてしまうもの。相手を思いやる気持ちを忘れず、発言や行動には気をつけたいですね。

 

【取材時期:2026年1月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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