卒園式で息子のスーツをねだるママ友
卒園式当日、そのスーツを見たママ友が「わぁー。あのスーツいいねぇ!どこで買ったの?いくらだった?来年うちの息子も卒園だから欲しいんだー!ねぇ、スーツよーやくっ♪入学式も使う?使ったら私に回してね!あ、クリーニングはしなくていいから。それは私持ちで♪」と譲ってもらうことを当たり前のように話してきたのです。私としては、選びぬいたスーツで息子の卒園式で着用した愛着のあるスーツ。そしてまだ入学式にも使う予定の「まだ不要になっていないもの」なのです。いつかは不要になり誰かに譲るかもしれないしリサイクルにも出すかもしれない。でもそれは来年とは限らないし……。自分の欲しいという思いだけで私の気持ちを考えない本当に図々しい発言だと思いました。
そのママ友とは学区が違い、その後の関わりが薄くなり、予約の話は自然と消えました。そのときは、「うん、不要になってたらね……」と曖昧な返事を返しましたが、もっとはっきり断る返事をしておけばと強く思いました。
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記念のスーツは「物」以上に家族の思い出です。今回のように学区が離れて自然に距離ができたのは、心を守るうえでも良い流れでしたね。貸し借りや譲渡のお願いは悪気がなくても境界線の試し行為になりがちなので、「記念のものは手元に置く方針なの」「入学式でも使う予定だから、今は譲れないの」と、勇気を持って伝えられると良いですね。即答が難しいときは「家族と相談するね」というように一旦保留にしておくのも一つの手です。繰り返しお願いされた場合でも、同じ内容を繰り返すことで「本当は嫌なのかもしれない」と気付いてくれるかもしれませんね。
出産・卒園・入学の節目の品は思い出の資産です。今はまだ手放したくないと思うママの気持ちを大切にしてください。
著者:森 かなえ/40代女性・会社員/9歳・7歳の姉弟の年子を育てるシングルマザー。介護士として勤務。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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