ママ友に愚痴をこぼすはずが本人に誤送信!
保育園の保護者同士で連絡を取り合う中で、私はあるママ友との付き合い方に少し悩んでいました。連絡事項があるたびに長文で自分の意見を通そうとしたり、反対されると強い言葉で返してきたりする方だったからです。
「もう少し、こちらの気持ちも考えてくれたらいいのに」
ある日、たまりかねて仲の良い別のママ友に話を聞いてもらおうと、スマホを手に取りました。
「Aちゃんママなんだけどさ、毎回自分の意見ばかりで、正直少し疲れちゃうんだよね。少し距離を置こうかな」
そう打ち込み、送信ボタンを押しました。
ところが、送信後の画面を見て、心臓が止まりそうになりました。メッセージを送った相手の名前が、「Aちゃんママ」だったのです。
あわてて取り消そうとしましたが、すぐに「既読」の文字がつきました。血の気が引いて、頭の中が真っ白になりました。
3分ほどだったころ、スマホの通知音が鳴りました。恐る恐る画面を見ると、彼女からの返信でした。
「そう思わせてしまってごめんなさい。今後は気をつけます」
怒られると思っていたのに、返ってきたのは短い謝罪の言葉でした。私はすぐにお詫びのメッセージを送りましたが、一度送ってしまった本音は、もうなかったことにはできません。
その後、彼女からの連絡は必要最低限になり、グループ内での発言も以前よりずっと穏やかになりました。私にとっては、正直なところ、以前より過ごしやすくなったのは事実です。けれど、それは「誤送信」という最悪の形で相手を傷つけ、信頼を失った結果でもあります。「陰でそんなふうに思っていたんだ」と知られてしまった事実は、どうしたって消えません。
今も彼女とすれ違うたび、胸の奥がチクリと痛みます。指先ひとつで、関係はいとも簡単に壊れてしまう。その怖さと申し訳なさを忘れず、これからはもう少し、自分の言葉と丁寧に付き合っていこうと思います。
著者:佐藤真由/30代女性/男の子を育てるワーキングマザー。平日は仕事、休日は公園巡りが定番
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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