

元カノの存在
大学で出会った彼と交際していた私。同じ大学内には彼の元カノもいて、復縁を迫っているという噂を聞いていました。私と元カノは同じ授業を受けていて顔を合わせることはありましたが、あいさつをする程度の関係性でした。
そんなある日、元カノが私のことを無視するように。
最初は声かけに気づかなかっただけかなと思いましたが、どうやら彼女は、誰かから私と彼が交際しているという話を聞いたようで……。私たちの交際に納得できなかったのか、それからは目すら合わせてくれなくなってしまいました。
授業終わりに声をかけられて
そんなある日、授業が終わり廊下を歩いていると、突然元カノに呼び止められました。
一体何を言われるのかと緊張していた私に、彼女は「……ナプキンを持っていたら1枚貸してくれない?」とひと言。
突然声をかけられたうえにナプキンの話題を出されてびっくりしましたが、彼女の表情から焦りが伝わってきて……。話を聞くと、ナプキンを持ってくるのを忘れてしまった日に限って生理がきてしまったのだそうです。
彼女の口調は終始強めでしたが、緊急性の高さを察した私は、これまでの関係は一旦気にせず、ナプキンを貸すことに。しかし、もう1度会話をするのは嫌だったため「返さなくていいから」と伝えました。
紙袋の中に入っていた物は…
それから1週間後、私はまた元カノに呼び止められ、ぶっきらぼうに紙袋を渡されました。
中に入っていたのは、新品のナプキンとカフェのドリンク無料券、そして1通の手紙でした。
手紙には、これまで私にひどい態度をとっていたことへの謝罪の気持ちが書かれていて……。もう話したくないと思っていましたが、ここまでしてもらってスルーすることはできないと思い、私は彼女と会った際にお礼を言うことに。
お礼を言うと、彼女はポツリと「なんで元カレがあなたを選んだかよくわかった」と言ってくれました。
それから私と元カノは、授業で会うたびにあいさつをしたり、連絡先を交換したりする仲に。元カノの行動が大きく変わり、自分を認めてくれたように感じてうれしかったです。
彼氏にこの出来事を話すと、元カノの行動が意外だったようで驚いていましたが、仲良くなってくれてよかったと言っていました。
今回の出来事がなければ、私は彼女と仲良くなることはなかったと思います。人との縁はタイミングだなと感じ、ナプキンをきっかけに仲良くなれないと思っていた人と友だちになれたことは、いい経験だったと思います。
著者:ハラセライ/女性・主婦
イラスト:まっふ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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