【NG①】古い油を使い続ける

スーパーへ行くと、油の値段がどんどん高くなっていることにびっくり!「こんな高かったっけ……」とつい本音がポロッと出ることもあります。
油代を節約するために、古い油を何度も使う……。その気持ちはめちゃくちゃ分かりますが、ずっと使い続けるのはおすすめできません。
一度使った揚げ油は酸化して劣化するため、汚れたものを使用すると胸やけや胃の不快感につながるおそれがあります。
揚げ物のおいしさが損なわれることもありますので、古くなったら処分しましょう。使用回数は3~4回が目安です。
【NG②】油が熱いまま処理する

揚げ終わったあとに「今のうちに片付けたい」と、油が高温のまま処分したことはありませんか?じつは私、あります……。
じつはこれ、思っている以上に危険な行為だと知りました。油がはねてやけどをするおそれがあるほか、酸化熱によって自然発火するリスクがあります。
使用済みの油は、しっかり冷ましてから処理するのが基本です。キッチンペーパーや新聞紙に吸わせて処分する場合は、冷ましてから水をしみ込ませて酸化熱による発火を防ぎましょう。
【NG③】油を加熱し続ける

「次も揚げるから」と、火をつけたままにするのはとても危険。油の温度がどんどん上がり続け、最後には燃え出します。しかも、その時間は思っている以上に短いです。
〈大豆油(800cc)都市ガスで加熱した場合〉
・加熱してから7分後…適温になる(180℃)
・加熱してから12分後…発煙が発生(250℃)
・加熱してから14分後…火をつけると燃え出すおそれ(316℃)
・加熱してから21分後…発火点に到達して、油が自然と燃え出すおそれ(370~400℃)
料理でバタバタしているときの20分なんて、本当にあっという間です。揚げ油の入った鍋を火にかけたことを忘れると、油が燃え出して火災につながるおそれがあります。
東京都消防庁のHPにも「例え火が小さくてもそのまま加熱し続けると油温はどんどん上昇し、約370℃前後に達すると自然発火します」との警告が。しかも、消火器でいったんは消えても、油温が下がらない限り、何度でも発火するのだそう。
油温を上げないよう、くれぐれも注意したいですね。
揚げ物は慣れたころが危険
高温の油を扱う揚げ物は、慣れてきたころ落とし穴にはまるリスクがあります。リスクがある調理だからこそ、安全に配慮して行うことが大事です。