出産後、赤ちゃん連れで小児科や役所などの慣れない場所に行くのは結構大変です。そこで妊娠中の方は、ぜひ運動もかねて赤ちゃんとお出かけするための準備を始めてみませんか? 近所をお散歩しながら、お世話になりそうな施設や設備をチェックするんです。新しい発見があるかもしれませんよ。
ここだけは要チェック! 病院・役所
ここだけはチェックしたいという施設は、病院です。小児科はもちろんですが、アレルギーや中耳炎になりやすい子もいるので、耳鼻科と皮膚科もチェックしておくとベターです。緊急時、自宅からどのくらいかかるかも要チェック!
また、役所は児童手当の手続きなど、出産後は立ち寄る機会が増えます。赤ちゃん向けイベントや仕事復帰のためのセミナー情報が集約している便利なスポットでもあるので、ベビールームの位置の確認も含め、ぜひ一度行ってみると安心です。
子育て支援センター・図書館・おむつ交換台のあるトイレ
赤ちゃんとの生活で困るのが、雨の日です。ハイハイやよちよち歩きが始まった赤ちゃんは思った以上にパワフル。1日中、家にいるのがつらくなることもあります。そこで雨の日でも遊びに行ける、保育士さんのいる子育て支援センターや、絵本コーナーがある図書館をチェックするのもおすすめです。建物の中に入らなくても、ここにあるんだな~とリサーチしておくだけでも十分です!
また、買い物に行くスーパーやドラッグストアなどに、おむつ交換台のあるトイレがあるかどうかもチェックしておくと、後に役立ちますよ。
公園で一息! 周辺に住むママや赤ちゃんの様子もわかる
公園にも行ってみるのもおすすめです。赤ちゃんにたくさんの発見をしてもらえるように、草花や樹木の多い公園がいいですね。遊具もチェックしておきたいポイントではありますが、2歳ごろまでは遊具より階段が好き! なんて子もいます。そのため、小さめの階段もあるとラッキーです。
また、朝10時ごろや夕方4~5時は子連れも多いので、周辺に住むママや赤ちゃんの様子を見ることもできます。
出産後、お世話になる施設や設備はいろいろありますが、「ここなら行ったことがあるから自分でも行ける!」という場所があると、ずいぶんラクになります。準備しておくことで大変さがちょっぴり減って、楽しいことがもっと増えるといいなと思います。
イラスト:imasaku
著者:中浦明子
一児(女の子)の母。結婚を機に書店員を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は赤ちゃんと散歩、赤ちゃんと行けるカフェの開拓。