娘のひな人形をめぐって不機嫌になる義母
娘の初節句が近づき、雛人形をどうするか考えていた時のことです。調べてみると、わが家の地域では伝統的に母方の実家が用意することが多いそうだったので、私の母が買ってくれることになりました。さっそく母がお店へ足を運び、いくつか比較検討してくれていました。私からは今の住宅事情を伝えて、「コンパクトな二人飾りがいいな」とリクエストを出しています。気心の知れた実の親だからこそ、希望を素直に伝えられてありがたく感じていました。
母もそのつもりで準備を進めてくれていたのですが、そんな矢先に義実家から連絡が入ります。用件は雛人形のことで、実家で購入予定だと伝えると、義母は「わざわざ買うなんてもったいない! うちの押し入れに昔のがあるから、それを飾りなさいよ」と言い出したのです。私が「今の家には大きすぎるので……」と住宅事情を伝えても、「少し工夫すれば置けるでしょ。あちらのお母さんには断っておいて」と聞く耳を持ってくれません。
たしかに、義実家へ事前に相談せず、事後報告のようになってしまったことには、私にも落ち度があったと反省しています。お義母さんも、孫の初節句を楽しみにしてくれていたのでしょう。ただ、実母がすでに準備を進めていると伝えたのに、そこまで強引にお下がりを勧められるとは思ってもみず、すっかり戸惑ってしまいました。
代々大切に雛人形を受け継いで飾っているご家庭もあると思うのですが、私は「雛人形には持ち主の身代わりになって厄を受ける役割がある」と聞いていたので、娘には新しく用意してあげたいという気持ちがありました。
そのため、やんわりとお断りをして、結局は実母が予定通り購入してくれたのですが、義母はすっかり気分を害してしまったようです。それからひな祭りが終わるまで、事あるごとに「せっかくの好意を無下にするなんて」「あちらのご両親ばかり出しゃばって」とチクチク嫌味を言われ続け、どうしていいかわからず落ち込んでしまいました。
最終的には、夫から義実家へ「厄除けの意味合いも気にして、今回は自分たちの希望で新しく用意したいんだ」と伝えてもらいました。夫が間に入ってくれたことで、それ以上のいざこざにはならず、ようやく安心できたところです。
なんとか初節句を終え、「今後、別の行事でも同じような話し合いが起きるのかな」と最初は少し不安になりました。それでも、今回は夫がしっかり間に入って協力してくれたことを前向きに捉えようと思います。これからも両家とのやり取りで悩むことがあるかもしれませんが、夫婦で話し合いながら、娘の成長を楽しくお祝いしていきたいです。
著者:木村沙織/40代女性/現在転職活動中。わが子のほかに、忙しい親に代わって姪と甥のお世話もしている
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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